女性がせどりに抱く違和感とは?

女性目線とはどういうことか?

せどり関連のブログやメルマガは、ここ数年、増加傾向にありますが、その内容というのはいくつかのパターンがあったりします。

 

まぁ、テンプレートみたいなものがあるので、メルマガ発行者が変わっても内容はほぼ同じだったりするものも多数あって当然と言えば、当然ですし、成功者の真似をするという教えを表面的に真似てるだけの人も多いのである意味仕方ないですね。

 

そんなせどりの情報発信者さん達による情報なんですけど、一言で表すと実績至上主義。もっと言ってしまうと月商至上主義みたいなものが大半で、「たった〇時間でこれだけ仕入れました!」とか、「利益率〇〇%越え!こんなの売れました!」とか、「〇〇仕入れは最高!ガッツリ仕入れちゃいました!」みたいなものが好反応だと言われています。

 

とくに男性は、権威性や具体的な数字に弱いので、狩りをミッションとする人にウケるのはよくわかります。

 

また、長年トップダウン型の社会構造の中に生きていて、無意識に長い物には巻かれろ的な思考になっている人も少なくないため、成功の基準を稼いだ金額に置いている人たちには、実績というのは権威のひとつですし、強い(稼いでいる)者に憧れる気持ちは理解できます。

 

これがいわゆる稼いだ者勝ちってやつなんですけどね~

 

で・・・

 

実際に仕入れをした直後の画像や動画を見て、その世界に引き込まれていくというのは、マーケティング的には効果的で、せどらーさんをターゲットに選定して何かしらの商品やサービスをオファーするには非常に効果が高いわけなんですが・・・

 

やはりここでも男性と女性では、見ているところが異なったり、そこから受ける印象も変わるものなんですよね・・・。

一枚の画像を見て、ある女性が純粋に感じたこととは?

ここで、ちょっと思い出した面白い話があるので書かせて頂きますね。

 

それは、以前、私のブログ・メルマガの常連の読者さんとスカイプで話した時のことです。

 

当時は、いわゆるせどりを教えて稼ぎたい人というのが増えてき始めた時期だったのですが、いわゆるコンサル系の人たちの提案してくるオファーというのは、パターンがあって、その中には必ずと言っていいほど、

 

「今日はこんなに沢山仕入れができました!コンサル生のみんなとパチリッ!」

 

といった画像が配置されたLP(縦長のページ)が用意されていました。

 

まぁ、今でもこういったページは沢山あるので、一度は見たことがあるかと思います(笑)

 

 

ちなみにこういった画像や動画を見た人の反応というのもパターンが決まっていたりするんですね。

 

ざっくりとですが、たいだいこんな感じで・・・↓

  • スゲーッ!マジで?
  • 絶対、嘘だろ!
  • 胡散臭い

 

実は↑のパターンで反応する人というのは男性に多いのではないかと・・・。

 

 

女性の読者さんと話していて、たまたまそういったキャンペーンが開催されていて、自分が参加するかどうかは別として、その縦長のページを見て、どうですか?的なことを相談されまして、逆に「〇〇ちゃんはどう思ってるの?」と質問してみたところ、返ってきた答えは・・・

 

「確かにこんなに仕入れたのはスゴイかも知れないけど、
 車の中に積み上げた段ボールの山が汚いし、
 車も汚く見える。稼いでいる自慢が多いけど何だか不潔に思える。」

 

その時私は、「えっ!?そこ・・・?」「でも確かに言われてみればわかるわ~」と妙に納得してしまいました。

 

他にもドヤ感むき出しの月商アピールを見て、

 

「〝〇〇〇万円稼いでいる″
みたいな自慢話って合コンとかで、
しつこく「オレ、スゲーんだぜ!」みたいなアピールしてきて
女子に嫌われる典型的なタイプに近い」

 

また、Facebookにアップされていた懇親会らしき画像も

 

「何でこんなに稼いでいるのに安居酒屋なの?」

 

「この写真、コンサル生とみんなで焼肉って・・・牛〇の食べ放題じゃない?」

 

といった感じで、そもそも女性は男性と着眼点が違うというのを実感する瞬間でした。

 

 

車の中が汚かったり、稼ぎを公開したり、仲間と飲みに行くのが悪いわけではないですよ。

 

男性脳は合理的に考えるので、懇親会はコスト負担の少ない安居酒屋という思考なのかも知れませんしね。
参加者の人数が多いのであれば、焼き肉とかも安い食べ放題コースのほうが合理的ですから・・・。

 

 

そんなことよりも、ここでお伝えしたいのは、たった1枚の画像でも、男性と女性ではそこから受ける印象が異なると同時に、着眼点も違うという話です。

 

女性は、数字的な結果よりも、どんなにお金が稼げても乗っている車が汚かったり、自慢話で気を引こうとする態度に抵抗感を覚える場合も多いですからね。