せどりは男性社会

せどり業界は男性優位に作られている現実

これはせどりに限った話ではないのですが、いわゆるビジネスの世界というのは、男性社会だったりします。
せどりは男性社会

 

男性中心に回っているシステムの中に、女性が進出することで、中には男勝りに活躍するバリキャリウーマンなんかも出現したりしているわけなんですが、そういった女性っていうのはとても希少です。

 

まぁ、バリキャリウーマンに抱く憧れというのは理解できますけど、これっていうのは男性社会に適応する能力が求められるわけですよ。

 

なので、さほど適応能力の高くない私たちのような普通の女性が、ここで勝負をかけようとしても体力的にも精神的にも消耗していくだけなんですね・・・。

 

せどりにおいても、それに似た状況というのはあります。

努力と気合いと根性で毎日、仕入れ先店舗を駆けずり回っていた私の末路

ここで、少し私の話を聞いてほしいと思います。

 

今だからこそ冷静に語れることもあるので参考にして頂けたら幸いです。

 

私がせどりを始めたばかりの頃なんかは、まだ、せどりすともモノレートもなく、プライスチェックがサービスを開始するまでは、仕入れ基準はアマゾンランキングの数字だけという非効率な時代で、店舗せどりが主流だったこともあって、「稼ぐためにはとにかく場数を踏むことが重要!毎日、何十店舗も仕入れ先を廻れ!!」なんてよく言われたものです。

 

当時は、モノレートもないので仕入れ先店舗で見つけた商品が月に何個売れているかなんて調べられないわけですよ(-_-;)

 

アマゾンランキングの数字と、ヤフオクの相場だけで仕入れを判断するという、今思えば本当に非効率なことをしていました。

 

初心者だった頃は、オークション塾にも入っていたり、せどりのセミナーにもわりと積極的に参加していましたが、参加者さんのほとんどは男性で、教わる内容も体育会系と言いますか・・・とにかく場数を踏むといった体力勝負で根性論的なものが多かったように記憶しています。

 

当時の私は、それでも愚直に教えに従って、とにかく毎日のように仕入れ先店舗を廻って、体力の限界までがんばっていました。

 

最初は、毎日、仕入れに行っても全然、利益の取れる商品が見つからなかったりで、ずいぶん割に合わない労働もしましたが、さすがに3ヶ月→半年→1年と続けていると、売り上げも上がっていって、最初は少なかった資金も雪だるま式に増えていきました。

 

そんな感じで、とにかく努力!根性!気合いをモットーにがんばったせどりも軌道に乗り出して、順調だったはずなのに突然、悲劇は起こりました。

 

こちら↓は、その当時書いた私のせどり日記の一部です。

 

せどりを始めてから2年後、月商130~160万円ほどの頃でした。
(この当時は、せどりすともモノレートもあります)

 

いつものように毎日、仕入れ先店舗を駆けずり回る日々を送っていたのですが、ある日、突然、仕入れ中に立っていられないほどの眩暈に襲われました。

 

最初は、単なる貧血だと思っていたのですが・・・

 

病院に行ったら2日ほど絶対安静で、その後はいつものように仕入れ先店舗を廻ることは許されない状態でした。

 

こちら↓も当時の私の日記の一文です。

 

当時は、もう私のせどり生命もこれで終わりかも知れないという想いが強く、いつまで続けることができるか不安でしたね・・・。

 

仕入れにいくことができなくなったという理由もあって、この頃から1日1時間しかパソコン作業ができないという制約の中で電脳せどりに力を入れ始めました。

 

ブログやメルマガ等もやっていたので、読者さんから暖かいメッセージを頂き、とても支えになりました。

 

↓はその頃のメルマガの一文です。
せどりは男性社会

 

そして、体調が回復してからは、今までのせどりのスタイルを改めました。

 

私は今でもブログやメルマガで、創意工夫について書くことがありますが、その原点は実はここにあるんじゃないかと思ってます。
せどりは男性社会

 

ちなみに持病についてはプロフィールでも軽く触れているので、良かったらこの記事を踏まえた上で読んで頂くと、また違った解釈ができるかも知れません。

 

プロフィール

 

あらためて振り返ってみると、辛い出来事ではありますが、努力と気合いと根性で毎日、仕入れ先店舗を廻っていたあの頃の経験から学ぶこともありました。

 

しかし、せどりは身体が資本なので、いくらお金が稼げても健康を害してしまっては本末転倒です。

 

女性の読者さんの中には、無理な仕入れをして体調を壊してしまう人が実はいたりするんですね。

 

私が、「どうしてそこまでするんですか?何か理由があるんじゃないですか?」と聞くと、「〇〇さんにそう言われているので・・・」だとか、「〇〇万円支払って教わっているので・・・」という答えが返ってくることも普通にありました。

 

もちろん、稼ぐための努力は必要だと思いますし、がんばっている姿を見ると応援したくもなるんですけど、それ以上にメンタル面や健康面が心配になってしまうこともあるんですよね・・・。

 

で・・・

 

そういった環境に身を置いている女性の読者さんに「楽しいですか?」と訊ねると「楽しい」という答えが返ってくるケースはほとんどなかったりします。

 

まぁ、そこから深い話に入っていく場合も多いんですけど・・・。

 

そんなわけで、男性社会に適応できなかった私の過去が何かしらヒントとしてお役に立てたらと思います。