問題と課題の違いとは?
先ほどの問題意識の話と重なる部分もありますが、ここは目標達成のために重要な話なのでしっかり押さえておいて下さいね。
・・・ということで、
今回は課題についてなんですけど、
課題と問題って、一見似たような印象を受ける言葉にも思えますが、実は微妙に違います。
わかりやすく説明すると、問題というのは実践する過程で直面する困難という認識。
課題というのは、自分が立てた目標を達成する過程において乗り越えなければいけない障壁という認識。
まぁ、認識の違いですね。
ということは・・・
目標を立てなければ課題は生まれないと考えることもできてしまいますね?
問題というのは自分の外と内、両側で直面するんだけど、課題というのは自分の内側にあるというか・・・。
とくに自分の行動によってもたらされた結果に対して、何も考えなければ課題は見つからないし、反省しない人は課題を見つけることもできないといった感じですかね?
課題を残すという言葉がありますが、これっていうのは目指す方向性が定まっているからこそ残るものだったりするわけです。
この思考が欠落していたら、克服するものがないということになるので、成長は見込めないということです。
なので、目標を設定して頂くことが前提となります。
まぁ、目標もなくただ漠然とせどりに取り組んでいる方は、ほとんどいないと思いますが・・・。
課題の克服が行動の動機付け
せどり初心者さんや、せどりを開始して数ヶ月の方からよく頂く相談で「モチベーションが上がりません」といった内容のものがあります。
私も、たまにやる気が出ないなんてこともあるので気持ちはわかりますよ(笑)
当然、モチベーションが上がらない状態だと、行動にも繋がらないというか・・・
行動を起こす意欲すら湧いてこないですよね?
なぜならモチベーションというのは行動の動機付けなんですから。
実は、この「モチベーションが上がらない」といった現象が起きやすい時期というのがあるんですよ。
その時期というのは・・・
目標を見失っている時なんですけどね。
とくに金額的な目標を漠然と掲げている人に多く見られる傾向に思えます。
たとえば、まったくの未経験者さんが「せどり開始初月で月収◯◯◯万円!!」みたいな(笑)
金額的な目標設定は良いんですけど、目標金額を稼ぐまでのプロセスが明確にできていない場合は注意が必要です。
こういった場合のほとんどは、目標が漠然とした金額だから、目標達成までのプロセスを明確にできないといった背景があります。
実は、この話は先ほどの「問題意識の明確化」にも深く繋がっているので、きちんと理解しておいて下さいね。
課題の克服が目標達成へと繋がる
こちらの記事で「ビジネスというのは問題解決の連続」という言葉を使いましたが・・・
それと同時に「目標達成というのは課題の克服の連続」と考えることができますよね?
課題の克服というのは、目標を明確にして行動していれば、必ず反省点として見えてくるテーマのようなものだったりします。
それを乗り越えなければ、次の段階には進めないわけです。
だからこそ、次のステップを目指すためには課題を克服し続ける必要があるという考え方です。
そして、課題を克服するというのは目標達成に繋がっているのだから、行動の動機付け=モチベーションとなるということです。
ここまできちんと理解できれいれば、せどりは「正しい知識と手順」に沿って実践すれば稼げるということがイメージできると思います。
正しい知識と手順の中には、これまでお伝えしてきた「現状把握」「ゴールデンルール」「仕事としての自覚」「問題意識を持つこと」そして今回の「課題の克服」ということも含まれています。
ここまで読み進めて頂いて、物事を途中で投げ出してしまったり、自分の問題や課題と向き合うことをやめてしまう人に欠落しているものについても理解できたのではないでしょうか?
結構濃い話をしてきたのですが、ほとんどの人は目先の利益を追うことで頭がいっぱいといった現状があります。
なので、即金性の高い「コレ売れました!」系のインスタントな情報にしか反応できなくなっているという・・・。
ここまで読んで頂いたということは、そんな目先の利益よりも大きな可能性を潜在的に秘めているという行動の表れだと思います。
正しい知識と手順だけでなく、結果を出すために本当の意味で何が必要かを理解しているというのは素晴らしいことです!
自信を持って、続きを読み進めていって下さい。