サラリーマンの副収入?一攫千金の罠?

いきなり大金を稼ぐ必要はない?

 

前のページでは、主にFXや投資などで収入を得る場合において気をつけることについて書きましたが、右も左もわからない初心者の状態でそういったリスクの高い手段を選択する背景には、一攫千金を狙いたいという心理があったりします。

 

一攫千金を狙ってすべてを失うなんて悲劇の結末もあるので怖い話ですよね?

 

資金(お金)を使ってお金を稼ぐという法則には一応、則っているけれど、資金を投下するだけでは難しいというわけです。

 

リターンばかりに目が言ってしまって、気づいたら大きな損失を出すというのは、投資以外にもよくある話ですからね。

 

何事もリスクに見合ったリターンというのがあるということです。
リスクに見合わない大きなリターンを得られるのは、大きなレバレッジをかけた場合の話です。

 

当然、大きなレバレッジをかけるというのは、その分、リスクを取る必要がありますから、それが許容範囲を超えていたら反動は自分に返ってくるというのはわかりますよね?

 

副収入や不労所得を得て悠々自適な生活を手に入れるといった美味しそうな怪しい儲け話には、一攫千金の罠が仕掛けられているケースがほとんどだと言われているのも、初心者ほどリスクとリターンの関係性、そしてレバレッジについての理解が乏しいという背景があるのではないかと思われます。

 

投資に行く前に、自分の裁量でコントロール可能なスモールビジネスとしての副業というのがあったほうが堅実ではないでしょうか?

 

短絡的にお金が稼げれば良いという考えで突っ走るよりも、中長期的視野で、時間、労力、資金を無理なく使って、収益を積み上げていくことが未来につながっていくということを理解して頂けたらと思います。

 

副業を勧めるサイトで、こんなことを事細かに書いているのも珍しいのかも知れませんが、例え副業、副収入と言えども、お金を稼ぐにはきちんと本質を押さえ、原理原則を理解する必要があります。

 

欲を刺激して、都合の良いように「誰でも簡単に」なんてことは言いません。

 

以前、書いた情報の取捨選択というのも、すべてこの考え方に繋がっています。

 

誰を信じるか?何を信じるか?は個人の自由ですが、本質を捉えることができる人と、ただ単に欲に目が眩んでいる人の間には、集まってくる情報の質にも格差が生じます。

 

自分の現状を正確に把握し、持っている可能性を最大限に活かした堅実な稼ぎ方を目指すという選択が重要だというのは、これまで読んで頂いたのであれば、すでにおわかりだと思います。

 

時間の制限があるサラリーマンの副業をここまで真剣に考える機会というのも有意義ですね?

 

次のページからは、堅実な稼ぎ方として副業に取り組むにあたって押さえておくべきことについて解説していきます。

 

しっかり復習した上で、続きを読み進めてください。