副業、副収入、不労所得、権利収入、アーリーリタイア・・・?
サラリーマンとして会社の給料だけに依存した生活に不安を抱き、少しでも収入を増やしたいという人は多いと言われています。
そういった時代背景を読んで、ビジネス雑誌などでも副収入やお小遣い稼ぎの特集記事が掲載されることも多い現状ですが、そのほとんどは、インターネット上で見つけた情報を基に取材されていたりもします。
現に私も過去、とあるビジネス雑誌の取材を受けたことがあります(笑)
インターネット上だったり、ビジネス雑誌で取り上げらえれる副業で収入を得るといった内容の記事には、現状に余裕が持てないサラリーマンの心理を先読みして、以下のようなキーワードが盛り込まれているものも少なくありません。
- 副収入
- 不労所得
- 権利収入
- 自動収入
- 稼ぎの仕組み
- アーリーリタイア
上記のようなキーワードは、会社の給与に対して不満や不安を抱えているサラリーマンが興味を示しやすい言葉なので、主に稼ぐ系と言われている記事では頻繁に出てきやすくなっています。
これらの言葉が魅力的なのはわかりますが、それと同時にいわゆる「楽して誰でも簡単に稼げる」といった内容の文章が配置されている場合は注意が必要です。
以前も書いた通り、どのようなビジネスでも、自分の力でお金を稼ぐためには、最低限の努力や、必要な投資、心構えは必須だからです。
以上を踏まえていれば、インターネット上で見かける「あなたは何もする必要はありません。たった●ヶ月、〇〇するだけで誰でも簡単に本業を遥かに上回る不労所得が、遊んでいても、寝ていても自動的にあなたの銀行口座に入金されます!!」みたいな情報に興奮して大金を支払うなんてことはないとは思います。
しかし、世の中にはただ単に「本業以外に少しでも収入を増やしたい」という意識が、逆に弱みになってしまって、結果的に怪しい儲け話だったり、リスクの大きい投資話に飛びつく人も少なくないといった現状があります。
やはり、自分の現状を把握し、リスクの許容範囲をきちんと設定した上で、中長期的に稼ぐ堅実な手段を選択することが成功のカギとなるわけです。
次のページでは、サラリーマンが手を出して失敗する副業について解説しています。
もしかしたら、あなたの周囲にもこのパターンで失敗している人が、1人や2人はいたりするかも知れませんね?