副業で稼いでお金の不安を解消すると・・・
副業としてせどりに取り組んで2~3ヶ月もすると、そこそこ利益が上がってきて、まったくゼロの状態から少しでも自分の力で稼ぐことができたという喜びを感じる人も結構いたりします。
中には資金力のある人もいて、初月から大きな収益を上げることができる人もいたりしますが、平均的には最初は、小さな失敗と成功を繰り返すことで学習し、成長していくものです。
もちろん、リソース(資金・時間・エネルギー)には個人差もあるため、どれだけの期間せどりを実践すれば確実にいくら稼げるといった基準はありませんが、ある程度、本気で取り組めば、自分の成長を確認する時期というのは訪れます。
サラリーマンという立場を最大限に利用して、会社から支払われる給与と副業からの副収入といったダブルインカム生活が軌道に乗ってくると、不思議なことに今まで不満や不安ばかりだったサラリーマン生活も楽しくなる人もわりといたりします。
その理由として、自分で稼ぐ力を磨くことで物事の捉え方や価値観が変わったという変化があります。
これまでは、組織の歯車の一部としか認識できなかった会社での自分の立場を、せどりの基本作業工程(リサーチ→仕入れ→販売)を通して、全体像を踏まえた上で俯瞰することができるようになるということです。
副業を通じて、ビジネスの本質を学ぶことで、本業への取り組み方や意識も変わるのです。
また、副業に取り組む前は、会社の上司の理不尽な要求や、時間の無駄としか思えなかった会議なども、自分の力で稼ぐことができて余裕が持てるので、相手の置かれている状況が冷静に分析できるようになり、感情的に反応することも少なくなるなんて話もよく聞きます。
そして、時間は命であることをわかっているので、会社での時間の使い方にもシビアになり、生産性の向上にもつながります。
ここまでのステージに到達することができたら、脱サラを視野に入れても良いかと思います。
もちろん、会社の看板がなくても自分でこの先、生きていくための十分な収入は稼げるという勝算はある程、立っていることが前提ですけどね。
せどりである程度、稼げるようになれば、その先はさらにビジネスの幅を拡大するのも良いですし、せどりの収益を部分的に投資に回してもリスクの許容範囲を超えていなければOKだと思います。
せどりを経てその他のビジネスや投資に参入するのと、そうでない場合の違いは、ビジネスおよび資本主義の本質をそれ以前に学んでいるかどうかの違いでもあり、リスクの高い稼ぎ方をする際に、結果を出す人と出せない人の間に生まれる「違いをもららす違い」にもつながります。
昨今ではあらゆる情報が氾濫していて情報過多の時代と言われていますが、本質を理解して、堅実にステップアップしていくことで人生のステージもあがっていくということを理解しておいてください。
そこに行き着くためには、正しい知識と行動が条件となります。
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第一歩を踏み出しましょう。