電脳せどりの地味なリサーチ作業といえば、Amazonと仕入先ショップ、そしてモノレートやオークファン、FBA料金シミュレーターなどといった複数サイトの往復ですが、度々、このブログでも取り上げているグーグルクロームの拡張機能を活用することで作業の時間短縮が実現できるということはすでにご存知かと思います。
今回、ご紹介するAmazonと他のサイトのデータ比較やサイト間の移動を省略することができる便利な無料ツールもグーグルクロームの拡張機能のひとつです。
類似するツールは他にもいくつかありますが、操作性も非常に良く、せどり初心者さんでも比較的簡単に活用できる便利なツールなので、是非、この機会にご活用頂けたらと思います。
Amazonの商品ページからモノレート、仕入先ショップ、FBA料金シミュレーターなどのリンクを表示してくれるショッピングリサーチャー
ショッピングリサーチャーをグーグルクロームにインストールすると、Amazonの商品ページから、楽天、DeNA、ヤフーショッピング、ヤフオクなどの他ショッピングサイトや、モノレートや、クローバーサーチの情報等もひとまとめに見ることが可能になります。
また、国内のAmazonだけではなく、US,JP,IT,FR,UK,DEなど海外のアマゾンにも対応しているので、国内販売以外にAmazon輸出入のリサーチにも活用することができます。
ショッピングリサーチャーをグーグルクロームの拡張機能に追加する方法
冒頭でもお伝えしているとおり、ショッピングリサーチャーは、グーグルクロームの拡張機能なので、ブラウザはグーグルクロームを使用することが前提となります。
まずは、ショッピングリサーチャーのインストールなんですが、グーグルクロームを立ち上げたら、Chromeウェブストアにアクセスして下さい。
Chromeウェブストアにアクセスしたら、次に検索窓に「ショッピングリサーチャー」とキーワードを入力して検索します。
そうしますと、有料、無料問わず、ショッピングリサーチャーが検索結果に表示されます。
一番上に表示されているショッピングリサーチャーの右側に表示されている「Chromeに追加」をクリックするとインストールすることができます。
ショッピングリサーチャーProとショッピングリサーチャーLiteは、見ての通り有料となっているのでご注意下さい。
一番上のショッピングリサーチャーのみ無料で利用することが可能となっています。
Chromeに追加をクリックして↓の画面が表示されたら、「拡張機能を追加」をクリックしてインストールを完了しましょう。
以上でショッピングリサーチャーのインストールは完了します。
ショッピングリサーチャーの基本的な電脳せどりでの使い方
現在使用しているGoogleChromeにショッピングリサーチャーがインストールされているかどうかなんですが、ブラウザの上部にあるメニューバーに下記のようなアイコンが追加されていることで確認できます。
ショッピングリサーチャーのアイコンが表示されていない場合は、インストールできていない可能性があります。その場合は、インストールし直して下さい。
試しにショッピングリサーチャーが有効な状態でAmazonにアクセスしてカテゴリページから商品をチェックしてみると、こんな画面が新たに表示されているのが確認できると思います。↓
※クリックすると拡大表示できます↑
さらに商品ページを詳しく見てみると、このようになっています。↓
※クリックすると拡大表示できます↑
ショッピングリサーチャーをGoogleChromeの拡張機能に追加することで、モノレートや他のサイトへ1クリックでアクセスできて、さらに他のショップでの販売価格とAmazonとの価格差もこの画面だけで確認することができるので、非常に便利ですね?
これでわざわざブラウザのタブを複数開いて、商品ごとに往復する手間が省けます。
各アイコンのリンク先は?
ショッピングリサーチャーを有効にした状態で、Amazonの商品ページにアクセスすると表示される各アイコンのリンク先は、以下のようになっています。
- モノ → モノレートの商品ページ
- Yショ → ヤフーショッピングの検索結果
- Yオク → ヤフオクの検索結果
- ファン → オークファンの検索結果
- リアル → ヤフーリアルタイム検索のキーワード検索結果
- 楽天 → 楽天市場
- 手数料 → FBA料金シミュレーター
- 新品 → アマゾンマーケットプレイスの新品出品者一覧
- 中古 → アマゾンマーケットプレイスの中古出品者一覧
- FBA → アマゾンマーケットプレイスのFBA出品者一覧
- プラ → プライスチェックの商品ページ
- 買取 → Amazon買い取りサービスの検索結果
- 海外 → takewariでの海外アマゾンとの販売価格比較ページ
- グラ1 → その商品の他ネットショップでの販売価格一覧
- グラ2 → その商品のAmazonでの価格変動グラフ
- 出品 → その商品をマーケットプレイスに出品する
コストの計算はFBA料金シミュレーターを利用
商品の仕入れを判断する際に、Amazonの手数料などコストの計算は必須ですよね?
ショッピングリサーチャーをインストールしていれば、FBA料金シミュレーターのページにも1クリックでアクセスできるので非常に便利です。
ショッピングリサーチャーの設定
ショッピングリサーチャーは、リサーチしたい商品を見つけたら、Amazonと他のショップでの価格差やコスト計算、価格変動などのデータに1クリックでアクセスできる便利なツールではありますが、デフォルトの設定のままでは、画面がゴチャゴチャしてしまって見難くなるといったデメリットも使う人によっては出てくるかも知れません。
そこで、使わないものは表示しないように設定することで、必要最低限の表示だけで済みますのでAmazonの商品ページも必要に応じてすっきり整理することができます。
設定は簡単にできるので初期段階で、使うものだけを表示するように設定しておくと良いでしょう。
ショッピングリサーチャーの設定手順についてですが、まずはGoogleChromeのメニューバーのアイコンをクリックしてみて下さい。
そうしますと、設定画面が開くのでAmazonの商品ページに表示させたくないリンク先だけチェックを外します。
デフォルトの設定ではすべてにチェックが入った状態となっています。
試しにモノレートとFBA料金シミュレーターだけを残してチェックを外してみるとこんな感じで必要な機能だけを表示させることができます。↓
デフォルトの設定の時よりもだいぶすっきりしました。
モノレートの商品ページにも1クリックでアクセスできるので、わざわざモノレートを別タブで開いて商品タイトルやASINコードなどをコピペする手間が省けますね?
※クリックすると拡大表示できます↑
ショッピングリサーチャーは、電脳せどりだけでなく、Amazon輸出入をはじめとするあらゆる物販ビジネスのリサーチに対応しているため、目的によって予め設定をきちんとすることで使いやすい環境を整えておくと、さらに便利です。
例えば現在、とくに海外Amazonの相場をリサーチする必要がない電脳せどらーさんでしたら、takewariのリンクは必要ないので表示しなくてもOKですし、仕入れを判断する基準はモノレートのデータ参照だけで十分だとという方でしたら、プライスチェックへのリンクは外したほうがすっきりしますよね?
また、手数料などのコスト計算は、AmafeeだけでFBA料金シミュレーターはとくに必要ないといった場合は、手数料のチェックを外しても構いません。
・・・といったようにツールを使う人それぞれに自分のスタイルに合った設定というものがあります。
ショッピングリサーチャーに限った話ではありませんが、こういった便利なツールというのは、ツールそのものの機能に加えて、使う人の自由度というのがポイントだと思っています。
目的を達成する過程において、無駄な部分は極力排除して、自分の使いやすいようにカスタマイズすることで、作業の効率化というのは成立するのではないかという話です。