ちょっと間が空いてしまいましたが、前回の記事が在庫数を見直す時期というテーマだったこともあって、そのついでというわけではないんですけど・・・
今回は、在庫回転率を重視する時期について書こうかなと思います。
前回のテーマについては、主に在庫数にフォーカスしましたが、今回は、在庫回転率に着眼点を置きました。
・・・というのも、
これから年末に向けて、クリスマス商戦やら年末年始商戦を控えているということもあって、仕入れに注力するせどらーさんも沢山いらっしゃるかと思います。
それはそれで大変良いことではあるのですが・・・
「全力でガンガン仕入れちゃったけど年末まで売れ残っちゃった」
なんてことになってしまうと、12月31日の在庫棚卸しまで売れ残っている在庫に対しては、経費に計上できないため、この時期の仕入れは、より回転率を重視する必要があるというわけなんですね。
不良在庫の一掃セール
不良在庫の損切りについては過去にも触れておりますが・・・
年末の棚卸しまで売れ残っている在庫については、それらに掛かった仕入れ金額は、経費に計上できないということを考えると、当然、不良在庫は年内に売り切る必要性が出てきます。
この場合、相場が上がる見込みのない不良在庫化してしまった商品をそのまま抱え続けても何のメリットもありませんからね。
不良在庫は年内に思い切って損切りして、在庫処分することで仕入れに使ったお金は経費に計上したほうがキャッシュフローも健全化できるというわけです。
不良在庫の一掃セールについては、もちろん抱えている在庫の量にもよりますが、ちょうど今頃の時期から準備を進めておくとタイミング的にもピッタリなんじゃないかなと。
ロングテール商品のタイムリミット
仕入れをする際に、売れればそれなりに利益は見込めるけどランキングは比較的低く、回転が遅いような・・・
いわゆるロングテール商品についても、先ほど書いたとおり、年内に売り切ることができなければ、仕入れにかかったお金は経費に計上できませんよね?
まぁ、仕入れ価格が安い商品であれば、その年は経費にできなくても、さほど影響はないのですが、いつ売れるかわからない仕入れ価格の高い商品を翌年まで持ち越す場合は、やはり考える必要があります。
私の場合なんですが、基本的にロングテール商品の仕入れは1~7月くらいまで積極的に行って、10月を過ぎたら仕入れるよりもいかに売るかを考えるようにしています。
何年も抱え込んだとしてもメリットがあると判断した商品については、無理に処分する必要はもちろんありませんが、売れない商品ははやり不良在庫と同様だということを意識するようにはしていますね。
年末に向けての仕入れは回転率重視
せどりに限らずある程度、物販ビジネスを継続していると、年末年始の商品が売れやすい時期というのを何度か経験すると思います。
もちろん仕入れの量も大事ですが、この時期というのは独特のスピード感というのがあります。
ちょっと言葉だけで説明するのは難しいのですが、何度かクリスマス~年末年始商戦を経験していれば体感できるかと思います。
そのスピード感にうまく乗ることが、いわゆる年末年始商戦で爆発的に稼ぐということにつながるわけなんですけどね。
で・・・
スピードに乗るためには、当然、回転の早い商品を沢山仕入れる必要があります。
そんなわけで、
年末年始に向けての仕入れは通常よりも回転率を重視することが多いですね。
ポイントは以下の2つです。
- 棚卸しのための在庫処分
- 最も物が売れやすい時期のスピード感を意識する
せどりに限らず、私たちが普段お世話になっている仕入先店舗も年末にセールをする際に、棚卸しだったり、スピード感というのは意識しているんじゃないかなと。
コメントを残す