せどりをする際に必須とも言われる多くのせどらーが愛用しているiPhoneアプリといえば、せどりすとですよね?
(andoroidの場合は、せどろいどが使えますが、開発者はせどりすとと同じく府御門(ふみかど)さんです。)
そんな数多くのせどらーさんに愛されているせどりツール「せどりすと」なんですが・・・
仕入れをしている時に、いつものように起動してみると、突然、エラーが出て落ちるといった現象が起こることがあります。
以前からせどりすとのエラーの件で頻繁に取り上げられるのが、APIの設定だったりするんですけど、困ったことに、APIの設定をきちんとしていても、エラーで落ちたりすることはあるんですよね・・・。
せどりすと自体は非常に使い勝手も良く、優れたアプリなんですが、こればっかりは仕方ありません。
・・・といった内容の相談メールも、実は昔からちょくちょくと頂きます。
そんな時、私はプログラミングだとか、専門技術的なことは全く疎いので、詳しいことはせどりすとの公式、開発者の府御門(ふみかど)さんに問い合わせて頂くようにしているのですが、対処法というのは、一応、お伝えしています。
そんなわけで、せどりすとがエラーで使えない時の対処法を2つのポイントから導き出していきましょう。
せどりすとを使う上で認識しておくべき2つのポイント
機械的にスマホを片手に、ただただ単純に店頭にある商品を手にとってバーコードを思考停止状態でスキャンし続けるロボットのようになってしまうと、ある日突然、せどりすとがエラーで起動できない事態に遭遇した時、イレギュラーな問題を処理しきれなくてパニックに陥る超単純労働集約型せどらーさんというのがこの世の中には存在します。
・・・ちょっと大袈裟に表現してみましたが、読者さんから頂くこの手のメールで多いのが「仕入れ●店舗目で、せどりすとがエラーで落ちたのでここで断念しました。」みたいなものだったりします。
「その後、●時間粘ったけど、頻繁にせどりすとが落ちるので、このまま仕入れを続けてもイライラして精神衛生上良くないので、今回はここで退散しました。」というパターンも多いですね。
まぁ、多くのせどらーさんにとって、それだけ、せどりすとが仕入れの際に欠かせないツールだというのはわかりますけどね。
でも、ここで重要なのは、ツールが使えないからとか、そういう話ではなくて、最も根本的な「そもそもどうしてせどりすとを使っているのか?」だったりします。
せどりすとを使う目的だったり、いつもせどりすとを使ってどんな行動を取っているのかを改めて考えてみると、別に作業自体は他のツールでも代用することもできますし、せどりすとの役割というのは手段でしかないのがわかってきます。
この"せどりすとを使う目的"と、"せどりすとを使う時の行動パターン"が、ツールを使う上で認識しておくべき2つのポイントとなっています。
- せどりすとを使う目的
- せどりすとを使っていつも何をするか?
せどりすとを使う目的
私たちせどらーは、仕入れをする際に、せどりすと等のスマホアプリを使って、商品のバーコードをスキャンすることで現在のAmazonの相場などを確認しますよね?
店頭で手に取った商品を実際に仕入れるかどうかを、Amazonの相場やモノレートのデータを参照して判断します。
・・・ということは、せどりすとが使えなくてもAmazonの相場やモノレートのデータが参照できればそれでOKだということになります。
せどりすとを使う目的は、せどりすとを使わなくても果たすことができるということです。
せどりすとというツールは手段でしかありません。
当たり前過ぎることを書いていますが、ツールが手段ではなく目的化してしまっている人というのはいつの時代もいるものです。
せどりすとをバーコードをスキャンしていつも何をしてる?
せどりすとを使って、いつもとくに意識せずに取っている行動を改めて振り返ってみると、ある程度パターン化されていないですか?
例えば、私の場合だったら、せどりすとでバーコードをスキャンしたら、モノレートのアイコンをタップして一定期間内にその商品がどれくらい売れているのかを確認するという行動が無意識にパターン化していたりします。
ケースバイケースで最初にAmazonの出品者数や相場を見ることもありますが、だいたいはモノレートのデータをまずは確認しますね。
なので、仕入れの判断は、モノレートのデータさえ参照できれば、さほど問題ないといった感じです。
せどりすとが使えなくてもモノレートにアクセスすれば目的を果たすことはできるということですね。
せどりすとはモノレートに手軽にアクセスするための手段として機能していると考えることができます。
Amazon iPhoneアプリをインストールしておくと便利
せどりすとがエラーが発生して一時的に使えない時に、その代わりを果たすアプリというのは、探してみると実はいくつかあったりしますが、そんな中でもAmazon公式のAmazon iPhoneアプリをインストールしておくと便利です。
Amazon公式のiPhoneアプリは、せどりすとと同様に商品のキーワード検索はもちろん、バーコードをスキャンして、Amazonの商品ページを確認することができる他に、商品自体をそのままカメラで写すだけでもAmazonの商品ページに飛ぶことができるので非常に重宝しています。
実は、この商品そのものをiPhoneのカメラで撮影してスキャンする機能はスキャン検索と言って、インストアコードが印刷されたシールがバーコード部分に貼られている商品のAmazon相場確認作業にも対応できるので何かと便利だったりします。
すべての商品が現在、このスキャン検索機能に対応しているわけではありませんが、本、CD、DVD、生活用品、食品や飲料などに対応しているので、せどりにも有効活用できます。
使い方も非常に簡単で、Amazonアプリの検索窓に表示されているカメラのアイコンをタップして、商品をiPhoneに搭載されているカメラで撮影するだけです。
ただ単にせどりすとの代用としてではなく、通常はせどりすとを使うけど、インストアコードが印刷されたシールが貼ってある商品のAmazonの相場を確認する際に活用するといったように目的別に使い分けてみるのも良いかもしれませんね。
※有料のせどりすとプロおよびせどりすとプレミアム、せどり風神、せど楽チェッカー等のツールは、インストアコードにも対応しています。
せどりすとを介さずにモノレートで直接確認
「せどりすとで商品のバーコードをスキャン→モノレートで現在のAmazon相場、出品者数、価格変動、ランキング変動などのデータを確認」という流れが、仕入れの際のパターンというか、ルーチンワークになっている場合において、せどりすとの果たす役割は、モノレートとの仲介手段というのは先ほども触れましたよね?
仕入れの際に手に取った商品を仕入れるかどうかの判断は、モノレートのデータを参照する場合がほとんどなので、せどりすとがエラーで使えない時は、バーコードスキャンではなく手動入力にはなってしまいますが、モノレートの検索窓に直接商品名などを打ち込んで、データを参照すれば対処することはできます。
あとは、その商品がどれくらい利益が見込めるかAmafeeで確認すれば良いので、少し手間はかかってしまいますが、応急処置としてせどりすとを使わなくても仕入れは十分可能です。
また、モノレートとAmafeeのページをそれぞれホーム画面に追加しておくと、1タップでサイトにアクセスできて便利ですよ。
決して効率的とは言えない対処法ではありますが、ツールがどのような工程を短縮しているのかを改めて考える機会にもなりますし、手動でできることを自動化することで結果的に効率化できるというのをひとつひとつ分解して考えた時に、それがどのような仕組になっているのかを理解しておくことは、ビジネス的な思考において重要ではないでしょうか?