せどりを実践する上で、最も小さくて軽い高回転のカテゴリと言ったらやっぱりCDではないでしょうか？
音楽業界が不況で昨今では、さっぱりCDが売れなくなったなんてマスコミ等で取り上げられることも多いため、CDせどりと聞くと・・・
「売れない商品をわざわざ販売するの？」
「今は、配信の時代なんだからCDなんて時代遅れじゃないの？」
「廃盤CDも最近では、再販されたりしてるし稼げないのでは？」
なんて意見も少なく無いとは思うんですよ。
※ちなみに2014年11月現在、音楽配信も厳しい状況だという情報もあります。
なんだかネガティブな印象を受けてしまいそうな文章をツラツラと書いておりますが・・・
私としては、せどり的には、音楽業界の不況というのはそれほど受ける影響が少ないようにも思えるんです。
というのも、レコード会社もCDそのものを売ろうというよりも、CDに付加価値を付けて販売しようとしています。
AKB48などに代表されるCDを購入するとCDに握手券が付いてくるような商法ですね。
これは、購入者さんにとっては、CDではなく握手券に価値があります。
また、同じタイトルのCDでもほとんどが限定盤と通常版の最低２種売りだったりします。
限定盤Aと限定盤Bみたいな複数の限定盤を販売することも多々ありますしね。
あとは、完全生産限定盤だとか、初回生産限定盤だとか、劇場盤だとか・・・。
これらはすべて限定盤として、メーカー側のマーケティング的には、希少性、限定性を全面に出した戦略を取って販売されていますよね？
そして、コスト削減なのか、リスク回避なのか、CDの生産枚数も音楽業界が全盛期の頃よりも少なかったりします。
で・・・
何が言いたいかというと、音楽業界の不況によって生産枚数も少なく、希少性、限定性を打ち出した商品が増えたということは、とくに大型CDショップがない地方などでは、手に入れたくても手に入らない人というのが、出てきやすい状況になるわけです。
たとえば、生産枚数がかなり少ない限定盤なんかは、発売と同時に入集困難になる商品もわりと多かったりするので、ほしくても手に入らない人は、ネットで高い価格が付いていても購入します。
また、本当にレアなCDは、新品ではほとんどが見ることさえないため、中古市場でも価格が高騰します。
ブックオフでもTSUTAYAでもプレミア価格で販売されていたりします。
CDせどりは、新品・中古問わず、主にそこを狙っていく手法と、ワゴンセール特価品せどりの手法があります。
CDせどりの仕入先
仕入先は、ブックオフをはじめ、TSUTAYA、GEOなどの全国展開している中古CDショップや、ディスクユニオンなどのローカルチェーン店、タワーレコード、HMVなどの大型CDショップ、家電量販店、ディスカウントショップなどですが、各店舗によって特徴が違ったり、発行されているポイントカードの有効な使い方も異なります。
また、在庫検索システムなどが使えたりするショップもあるので、うまく駆使することで、実店舗でのせどりも効率化できます。
主要なショップ名をいくつか挙げさせて頂きましたが、各店舗の特徴やシステムなど詳しくは、またの機会にでも書こうかな。
あえて、ここでは軽く触れておく程度にしておきますね。
新品CDせどりと中古CDせどり
ほかの記事でも書きましたが、２０１４年現在はCDせどりでも新譜CDのせどりは、正直言ってライバルが多いと感じています。
とくにアマゾンランキングの上位のタイトルは、予約商品も含めてほとんどリサーチも要らず、パッと見の定価超え商品を探すのはせどり超初心者さんでも比較的簡単というのが理由として挙げられます。
わかりやすいジャニーズ系の新譜とかアイドル系は、出品者数がいつも多いですね。
私が、せどりを開始したばかりの２０１０年当時は、本当にライバルが少なくて、せどりといえば、まだ古本せどりが主流で、CDせどりと言ってもブックオフで２０５円とか５００円で販売されている中古CDを古本せどりの延長線上で仕入れている人が多かったと記憶してます。
まぁ、単Cせどりで大きく稼いでいる人も当時はいっぱいいましたしね～
あの頃とは、時代が変わったなーと思うことも多々あります（笑）
新品CDせどりでオイシイのは、個人経営の小さなCDショップだったり、演歌や落語がメインの小さなＣＤ屋さんの一角にJ-POPコーナーがあったりするところで発売されてから結構経つレアモノCDが手に入ったりすることですね。
この瞬間は、いつもテンション上がります（笑）
一方、利益率が良く回転がそこそこなのは、中古CDだったりします。
もちろん新品CDよりも回転は遅いんですけど、それでも仕入れ価格が安く済む分、利益率も上がるので、新品CDを回転させつつも、中古CDの在庫を増やしていくのがポイントだったりしますね。
そして中古CDせどりであまりおすすめできないのは、ブックオフなどで古本せどりと同じような解釈をして１０８円とか２５０円とか安い棚の商品を価格差だけを基準に片っ端からサーチして仕入れる方法だったりします。
ランキング２０万位の通常盤の洋楽CDとか、大型CDショップで新品が１０００円とかで販売されている輸入盤とか、とくに初心者さんは手を出さないほうが良いと思いますよ。
せどり的には、洋楽とか輸入盤（韓国盤は除く）って、回転も遅いし、ちょっと詳しくないと難しかったりします。
せどりで売れやすいCDは？
先ほど出てきたジャニーズ系のグループは、やはり売れやすいですね。
嵐は最近、落ち着いてきましたが、やっぱり在庫切れしますし、発売後、出品者数が増えてアマゾンの在庫が復活することもあるんだけど、すぐにまた在庫切れを起こして、最安値から売れていって、２００人前後いた出品者数が徐々に減ったりして、次の新譜が発売される頃、再び相場が上がるなんてこともあるので、動向を追ってみるのも面白いですよ。
あとは、アイドル系ですね。
BABYMETALとかでんぱ組inc.とか、その辺がわかりやすいかなと。
BABYMETALの例 ※クリックすると拡大表示します
そして、Perfumeは、昔は定番だったけど、最近はダメだったり・・・
みたいな感じで、これも時代の流れがあるので、常にアンテナを立てて、情報をマメにキャッチしておく必要があります。
※クリックすると拡大表示します
また、アニメ・声優さん系はアマゾンと親和性も高かったりします。
例えばこんなものとか売れましたよ↓
ボカロ系とか私はそんなに詳しくはないんですけどね、
ニコニコ動画の視聴画面の下の方にアマゾンへの商品リンクが貼られているのでアニメ系も狙い目だったりします。
クリック数と購入数が表示されているので売れているのがわかりますよね？
クリックすると↓↓
あとは、インディーズの人気アーティストや、地上波のテレビなどではあまり露出のないマニアックなアーティストなども熱狂的なファンがいたりするので、チェックしてみると良いでしょう。
※クリックすると拡大表示します
ヴィジュアル系バンドとかもランキングは低いけど生産枚数が極端に少ないものも多く普通にアマゾンで売れたりします。
ザックリとCDせどりについて書きましたが、今後、もう少し突っ込んだ記事も書いていこうと思ってます。
結構、細かい部分が多いので一度で語れない奥深さがあるんですよね～
まぁ、それは、何事も同じだと思いますが（笑）