せどりのキモとも言えるリサーチについてですが、いくつかあるうちの最も基本的なアマゾンのサイトを追っていくリサーチ方法を解説していきます。
昨今では、便利なリサーチツールなどもあるので、効率化、もしくは一部を自動化することも可能ですが、基礎の部分は、初心者さんのうちにしっかりと押さえておいて、それらを踏まえた上で効率化というのが望ましいですね。
アマゾンの商品カテゴリは、色々とありますが、わかりやすいということでこちらではミュージックのカテゴリを事例に取り上げて解説していきます。
CD、DVD、ゲームなどのメディア系商品のリサーチは、ほぼこの方法でやっていきます。
おもちゃ、ホビー、家電などは、微妙に勝手が違う部分もありますが、基礎的な部分を応用したものなので、まずは基本形をしっかりと叩き込んで下さいね。
ワゴンセールや特価品を仕入れる際には、事前のリサーチよりも、アマゾンと店頭の価格差とランキング重視になるので、出たとこ勝負になります。
ということで、ワゴンセール、特価品の仕入れは商品リサーチよりもサーチとスピード&数に注力して下さい。
それに対して、希少性の高い限定商品は定価以上のプレミア価格で販売することが前提でリサーチが重要になってきます。
アマゾン在庫切れ&定価超え商品
以前書いた「どんな商品を仕入れるか?」という記事を思い出してみてください。
リサーチの基礎は、以下のような商品を見つける方法となります。
◆希少価値の高い限定商品
→ 初回限定盤、完全生産限定盤、初回仕様限定盤などのCD、DVD、ゲームなど
→ 廃盤、生産終了となっていてすでに市場に出回っていない商品
どんな商品を仕入れれば良いか(その商品の特徴)については理解できている段階まで来たら、実際に、それをアマゾンで探してみます。
アマゾンでのリサーチ作業
ミュージックのカテゴリを例に解説しますね。
まずは、Amazon.co.jpを開いて下さい。
サイドバー左の"カテゴリーからさがす"の"DVD・ミュージック・ゲーム"に
マウスカーソルを合わせて、ミュージックを選択(クリック)します。
ミュージックのページが表示されますので、ページを下にスクロールしてサイドバーの絞り込みからエディションを限定盤を選択します。
すると検索結果が表示されるので、アマゾンの在庫が切れていて、定価以上の価格で出品されている商品をページを追いながら探していきます。
アマゾン在庫切れ商品と、アマゾンに在庫のある商品の見分け方は、値段の表示部分に取り消し線があるかないかで判断しますが、中には発売前の商品もあるので注意が必要です。
順を追いながら表示されている商品をチェックして、画面下まで行ったら、次へをクリックしてページを進んでいきます。
基本的にはこの作業の繰り返しです。
利益の見込める商品を見つけたら
アマゾンのページをチェックしていって、利益の見込めそうな商品を見つけたら、商品画像をクリックして商品ページを見ましょう。
例えばこんな感じで↓
次に個別の商品ページを確認します。
現在の出品価格やアマゾンランキングなどをチェックしましょう。
続いて、相場やランキング、出品者数の変動をチェックします。
モノレート(旧Amashow)というサイトで確認することができます。
現在開いているアマゾンのすぐ隣に新しいタブで開くと便利です。
※2014年11月現在、Amashowは"モノレート - 物rate"という名称に変更されています。
先ほどのアマゾンの商品ページを下の方にスクロールして、商品情報にあるASINコードをコピーします。
モノレート(旧Amashow)の検索窓にペーストしてGO!ボタンをクリックしてください↓
商品の定価、出品者数、最低出品価格、アマゾンランキングなどを確認することができますね?
「本のランキングに例えると」というのは、古本せどりの経験がある方には参考になると思いますよ。
画面を下にスクロールすると、最安値、出品者数、ランキングなどがグラフで確認できます。
また、期間も3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、全期間と切り替えができるので必要に応じて切り替えながらデータをチェックします。
出品者数、ランキングが変動していれば、その商品は売れた可能性があると判断できます。
これを仕入れ基準のひとつとします。
また、ランキングや出品者数、価格の変動は数値でも確認することが可能です↓
変動しているのが確認できますね?
出品者数が減っていて、ランキングが上がっているような場合、この商品が売れた可能性があると考えることができます。
また、出品者数が減っていないのにランキングが上がっている場合は、同一商品を複数在庫で出品している出品者の在庫が売れた可能性が考えられます。
モノレートの注意点
モノレート(旧Amashow)のデータは、リアルタイムではありませんので、アマゾンの現在の相場とは時差があります。
不安なようでしたら、再度、アマゾンの現在の状態を確認することをお勧めします。
モノレート(旧Amashow)のデータは調査日に取得されたデータということを予め理解しておきましょう。
また、一定期間内にグラフが変動していることが仕入れ基準のひとつとなりますが、データということで、あくまでもひとつの目安です。
アマゾンランキング
アマゾンランキングを仕入れの基準のひとつとしますが、高額商品がひとつ売れただけでランキングが一気に跳ね上がったり、中にはランキングが悪くても売れやすい商品もあります。
こちらもあくまでも目安として考えて下さい。
需要というのは、数字だけでは判断できないものです。
話題性やレビューなど複数の要因で商品は売れると考えることができると様々なリサーチ方法を駆使してさらに可能性を広げることができます。
今回は、あくまでも基礎ということで、あえて追求はしませんが、あらゆるワザは、基礎がベースになっていることが前提です。
まずは、リサーチの基礎を徹底することが重要です。
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