私は、アマゾンマーケットプレイス出品者であると同時に、単なる通販好きなひとりのプライム会員だったりもするわけなんですが・・・
わりと長い期間、出品者および購入者としてアマゾンを利用してきて、最近はいろいろと問題が発生することも多く、正直、以前のように安心できないなと思うこともあったりするんですよね…。
Amazonで注文した商品が届かない!遅延は当たり前って…?
つい最近、こんなことが話題になっていましたよね?
参考:Amazon“デリバリープロバイダ”問題、ヤマト撤退で現場は破綻寸前 「遅延が出て当たり前」「8時に出勤して終業は28時」(ねとらぼ)
上記の記事には、実際に現場で働いている人のインタビューも掲載されていて、過酷な状況が伝わってきます。
実は、私も先日、ツイッターでもつぶやいたとおり、Amazonで注文した商品がお急ぎ便にも関わらず、いまだに届いていなかったりしますからね。
上記の記事を読んで、さらに自分の経験を照らし合わせて考えると、配送業者さんの現場の状況は過酷を極めているようにも思えて心配になってしまいます。
尼のお急ぎ便の荷物ひとつは、日付通りに来たけど、もうひとつは届かなかった(^_^;)
— lucky@せどり女子 (@lucky461) 2017年7月16日
また、Amazonの配送センターで働くスタッフさんのお話は、配送業者ではなく、Amazonという会社の内部にある問題を現場から指摘しています。
とくにこの配送センターで働くスタッフさんが感じているという“Amazonの協力会社への無責任さ”というのは、マーケットプレイス出品者である私も、時々FBA在庫などで発生する理不尽なトラブルで実感することがあります。
FBAで返品された商品(販売可)在庫が何日か待っても戻らない場合は、尼様に連絡した方が良いよ〜
最近立て続けに紐付けされてなくて
販売再開されなかったので(^_^;)販売の機会損失になるので、困りますよね。
— lucky@せどり女子 (@lucky461) 2017年7月12日
先ほどの記事でAmazonフルフィルメントセンターで働くBさんのインタビューではこんな言葉も掲載されています。(以下引用)
Amazon自体はめちゃくちゃもうけているのに、そのAmazonを支えている会社はこんなに苦しい思いをしているのかと。
Amazonがめちゃくちゃ儲けていることに関しては、私はとくに不満を抱くようなことはないのですが、やはり直接雇用されている立場の人たちにとっては、労働に見合った対価を与えられていないと感じてしまうのも無理もない話なのかも知れません。
そして、Amazonを支えている会社という言葉で出てきましたが、もう少し幅を広げて考えてみると、Amazonを支えている存在、つまり現在のスタッフさん、配送業者さんに限った話ではなく、私たちのようなマーケットプレイス出品者、プライム会員、一般のお客様もその範囲に入るんじゃないかなと…。
私たち出品者にとっても最近は、アカウント乗っ取りによる詐欺被害の件だったり、突然の出品規制の件だったり、実際に苦しい思いをしたという人はいますしね。
上記の参考記事はいずれも最近の事例です。
現在は、詐欺アカウント被害もクレジットカードの問題も落ち着いていますし、ゲームカテゴリーの出品制限も解除されていますが、事前に何のアナウンスもなく、突発的に問題が起こるというのは、サービスを利用する側の立場としてはとても不安になるものです。
Amazonが信用できないという人も…?
Yahoo!リアルタイム検索で「Amazon」と打ち込んで表示される感情の推移をチェックしてみると、アマゾンに対してネガティブな感情を抱いている人は多いようです。
私も含めてアマゾンで注文した商品が届かないという人も実際、多いですからね…。
単に安いからとか、便利だからといっても、商品が届かなかったら消費者としては今後もサービスを継続して利用したいとは思わないといった意見も見受けられました。
出品者としても、FBA在庫の商品が売れてアマゾン配送センターから出荷されたのに「届くのが遅い」という理由で低評価が付いてしまう可能性があります。
「配送料無料、注文すればすぐ届くのが当たり前」で信用を得てきたのに、それが覆されてしまうとどうなってしまうのか?
・・・ということですね。
せどらーにとってライバル増加よりも重大な問題とは?
amazonの信用(ブランド)で商売を営んでいる私たちにとって最大のリスクは、長年を費やして築き上げてきたその信用が失われることなんじゃないかなと。
せどり界隈でよく言われるライバル増加云々よりも重大な問題ではないでしょうか?
現場の声、ユーザーさんたちの不安、出品者さんたちの不満などなど…問題は多々ありますが、その先には何があるのだろう…。
「ビジネスは問題解決」という言葉が使われることがあるように、アマゾンが今後、どのようにそれらの問題と向き合っていくのかをひとりのユーザーとして見守っていきたいですね。