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脱全頭検査?脱ビームせどり?

最近、せどりを始めたという人も結構多かったりするんですかね・・・?

初心者さんや、せどりに興味があるといった方からメールを頂くことが増えました。

今は情報が溢れているので便利になった反面、とくに初心者さんは混乱しやすい時代なのかな~なんて思うことも増えましたねぇ・・・。

同時に時代は移り変わっているというのも実感しております(笑)

そんな中でも、なぜか最近、バーコードリーダーとかビームせどりについて質問を頂くことが多々あったりするわけなんですが・・・

私、ビームせどらーじゃないんですよ(笑)

一応、バーコードリーダーは持っていますし、使ったこともあるんですけどね。

全頭検査とかはとくにしたことはありません。

あまり得意ではないジャンルをまとめてサーチしたり、ワゴンの中に大量に商品があった場合なんかは、面倒なので片っ端からサーチしたことはあります。

で・・・

私のビームせどりについての考えは、以前もブログに書いた通りです。

あくまでも補助的な役割として捉えています。

否定もしていませんし、とくに推奨もしていませんが、使い方によっては便利だと思うし、使う人の考え方次第だと思っています。

全頭検査って?

先ほど「全頭検査」という言葉を使いましたが、これはせどり用語なんですかね?

仕入先店内の商品を、せどりすとなどのツールを使用して、すべて片っ端からチェックする方法を意味します。

バーコードリーダーを導入することで検索スピードが加速するため、ビームせどりとセットとして考えられることが多いですね。

せどりを始めたばかりの右も左も分からない状態というのは、当然、目利きができるわけでもなく、どんな商品を仕入れれば良いか判断もつかないので、とりあえず全頭検査してアマゾンと価格差のある商品をできる限り見つけるといった手段としては有効です。

理屈として、商品知識や目利き要らずなので、せどり初心者さんでもとにかく「安く仕入れて高く売ること」だけに集中して行動さえすれば稼ぐことは可能です。

ただ場合によっては途方も無い単純作業なので、ここで心折れる人もわりといるみたいです。

実際に経験のある方は痛感してますよね?(笑)

ビームせどりの問題点はバーコードリーダー禁止だけ?

ビームせどりによる全頭検査が、せどり初心者さんにとっては有効な手段であるというのはわかるんですけど、この方法でそこそこ稼げてしまうのも、やっぱり成長過程においては問題なのかも知れないなぁ・・・と思ったりすることも実はあります。

まぁ、途方も無い単純作業を乗り越えて全頭検査で、そこそこ稼げるようになってくると、目利きも要らないし、やっていることといえば、毎日、アマゾンとの価格差を追うだけの単純作業しかないわけですよね?

途方も無い単純作業と言っても、慣れてくるとルーチンワークです。

とくに思考することもなく毎日、同じことの繰り返しで稼げるので、まぁ楽といえば楽なんじゃないかな?

過去にそういった人も結構いらっしゃったと思います。

そこで、数年前にせどらーさんの間で話題になった「バーコードリーダー禁止」ですよ。

最初はごく一部のブックオフだけだったんですけどね。

やがてそれが全国に広がって、「検索行為禁止」だったり「せどり禁止」といった店舗も出てきましたね?

あらためて振り返ってみると、ちょうどこの時期、とくにブックオフを仕入れの拠点にしていた古本せどらーさんから「新品せどりにシフトしたい」とか、「仕入れジャンルを広げたい」といった相談メールを頂くことが多かったように思えます。

単純作業だけで稼ぎ続けていくことが困難になったわけです。

 

・・・という感じで、

これだけ書いていると問題はバーコードリーダー禁止だと思ってしまうかも知れませんが、そんな状況の中でも、実際にはうまく立ちまわっていた人たちもいるというのが事実なんですよね。

この時期、うまく立ちまわっていた人たちとも私はやり取りしていたわけなんですが、やっぱりバーコードリーダーはあくまでも補助的なものとして捉えていたのか、そういった人たちは仕入れの幅を拡大して、脱全頭検査、脱ビームせどりに成功していたように思えます。

ビームせどりによる全頭検査という途方も無い単純作業の中から何かを学んだからこそ、それが可能だったんじゃないかなと・・・。

何も学ばずに現状に甘んじていた人たちが淘汰されていったというわけですよ。

なぜ彼らが現状に甘んじていたのかというと、とくに何も考えなくても機械的で無機質な単純作業だけで稼げてしまったからだと思うんです。

それが良いか悪いかではなくて原因としてという話ですよ。

現状に甘んじてしまうと、次のステップを目指して努力しなくなるのかな?

この状況だと、単純作業の量を増やせば売上も上がっていきますしね。

そうなると、スキルアップの必要性も薄れていってしまうのかな?

まぁ、単純作業だけで結果が出る時代に、あえてそれを自分ではなく、他人にやってもらうことで仕組み化して、自分はシステムを管理することを徹することで自由な時間を手に入れた人もいるので、やっぱり何を学ぶかが重要だと思うんですよ。

次のステップを考えて行動する

最後になりますが・・・

この記事を読んで「やっぱり全頭検査とかビームせどりってダメなのかな?」なんで思う必要はありません。

別に否定しているわけではないないので。(笑)

何度も言っていますが、あくまでもそれは補助的な役割程度に留めておいて、せどり初心者の頃はとにかく行動することが大事です。

経験が少ないのなら、大量行動によって一気に経験するというのも有効ですしね。

そんな中で意識すべきは、そこから何を学ぶか?だと思うんですよ。

例え何を仕入れれば良いかわからない状態で、全頭検査をして思うような結果が得られなかった場合でも、「これだけ沢山の商品をチェックしても実際に利益の取れる商品って、そんなにゴロゴロ見つかるわけじゃないんだな」とか「このコーナーは全滅だったけど、あのコーナーは結構価格差の取れる商品があったなぁ」とか、「あまり知られていない店舗はお宝がザクザク見つかったなぁ」とか・・・

様々な発見があると思います。

そんな経験を積み重ねていくことで、だんだんとコツが掴めるようになっていって、蓄積された知識が目利きにもつながっていくということです。

常に自己成長というのを意識して次のステップを目指す姿勢で取り組みたいところですよね?

そして・・・

今後は、ブックオフ全頭検査ビームせどりから、バーコードリーダーを使わないこちらの手法で古本せどりの次のステップを目指す人が増えていくことが想像できます。

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