せどりをはじめたばかりの方、または初心者さんで少し慣れてきたといった段階の方が、ぶつかりやすい壁とでも言ったら良いのかな?
おそらくある程度せどり経験がある方や、現在稼いでいる方なんかも今までのせどり生活で一度は感じたことがあることなのかも知れないですね?
・・・というのが、
「仕入れがうまくいかない・・・」
という壁なんですけどね。
読者さんから頂く相談メールもこのような内容が今も昔も多かったりします。
私も、もちろん過去に仕入れがうまくいかないという時期がありました。
どっちかというと、今まで手を出したことのない分野の仕入れ(新しい商品カテゴリ)だったり、初めて試みる新しいノウハウを実践する際に「うまくいかない」と感じることが多かったですね。
成長段階で必ずと言っていいほど、このような壁に出食わすんですよねー。
ここで挫折してしまう方が多いというのも現実だったりするんですけど、この壁を超えることができれば、また一歩前進することができるのに諦めてしまうのは非常にもったいないことだなと思います。
では、せどりを実践していて「仕入れがうまくいかない」と感じたら、どうしたら良いのかということについて、私の考えを書かせて頂きますね。
行動量の見直し
せどりに限らずのことですが、まずは行動しなければ結果は出ませんよね?
でも・・・
行動しているのに結果が思うように出ないのならば、まず見直すべきは行動量ではないかなと。
- どれくらいリサーチしたのか?
- どれくらい店舗を回ったのか?
- どれくらい考えたのか?
- どれくらい・・・
この「どれくらい」というのは単純に費やした時間のことではなくてあくまでも行動量ですからね。
行動というのは思考を伴うと言いますか・・・
機械的にただ何も考えずにボーっとしたまま作業して時間を潰すのとは違うんですよねー
たとえば、アマゾンの画面に向かいながら利益の出そうな商品をリサーチしていても何も考えずに在庫切れ商品や定価超え商品をリストアップするだけならば、その作業自体は人間がする必要はないんですよ。
ツールでやったほうが効率的だったりします。
思考を伴う行動というのは、
- どうしてその商品は需要と供給のバランスが崩れているのか?
- どうしてその商品はプレミア価格になっているのか?
- その商品を購入したい人はどのような趣味嗜好を持っているのか?
- その商品のアマゾン以外の在庫状況とは?
↑のようなことを考えながらリサーチしていると自然と商品レビューに目が行ったり、関連商品が気になったり、モノレートに飛んで相場がどのように変動しているかを調べたりといった作業に結びつくようになって、行動に対して判断が働くようになるんですね。
こちらの記事も合わせてお読み頂くと行動についての理解もさらに深まります。
[deco_bg image="postit1" width="400"][icon image="arrow3-r"]せどりとは行動力[/deco_bg]
狙いは定まっているか?
せどりで稼いでいる人と言ってもその稼ぎ方は人それぞれだったりしますよね?
とにかくパワー全開で片っ端からサーチしまくって少しでも利益が見込めれば即仕入れるという方もいますし、あらかじめどんな商品を狙うか決めていて、目星を付けて仕入れする方もいます。
効率云々は置いておいて、どのような商品が売れるか全く想像できない初期段階では効率とか考えていると逆に仕入れができないくなってしまう傾向が強かったりします。
あえて非効率なことも最初は学ぶためにやったほうが良いこともあるんですよね。
そうしないと自分の中で無駄な作業というのが実感できないので、後々、効率化を図るにしても、早い段階で非効率とは何かを体感しておくというのは悪いことではないと思うんです。
で・・・
「狙いを定める」ということなんですが・・・
わかりやすく言うと、たとえば、CDやDVDの仕入れでしたら、アマゾンで高値で売れるのは限定盤がほとんどなので、リサーチするのは当然、希少価値の高い限定商品となりますよね?
通常盤でも廃盤だったりイベント特典が付いている商品は高値になったりしますが、初期段階では、狙いを定める際に余計な情報があると行動がぶれやすくなります。
限定商品に狙いを定めれば、そこに集中して行動しやすいんですよね。
慣れていない段階で、一度にいろんな商品を仕入れようとすると注意力も散漫になりがちです。
ひとつの作業では、ひとつに狙いをしっかりと定めて、次の作業に移る時に、違うターゲットを狙えば良いだけですからね。
慣れてくれば自然とあらゆる形態の商品を見定められるようになっていきます。
仕入れ基準の見直し
仕入れをする際にはご自身の仕入れ基準というのを明確にしておくべきかなと。
利益率、利益額、回転率、仕入れ価格など仕入れ基準は人それぞれです。
一応、仕入れ基準の目安として、アマゾンランキングを確認したり、モノレートに飛んで月に何個くらいその商品が売れた形跡があるかを確認したりします。
この仕入れ基準なんですが・・・
厳しく設定し過ぎると、当然、条件を満たす仕入れ対象商品の幅は狭くなってしまいますよね?
たとえば、利益率40%以上という条件よりも利益率25%以上の商品に仕入れ基準を設定したほうが仕入れられる商品も多くなります。
見込み利益3000円以上よりも見込み利益500円以上の商品のほうが沢山あります。
また、利益率は大体30%前後で、最低見込み利益は600円くらいといったようにザックリとした仕入れ基準でも全然、仕入れられる商品はありますしね。
何もひとつの商品ごとに細かく利益率とか見込み利益に拘らなくても、その月全体の売り上げに対して、利益率が大体どのくらいかを把握していれば、たとえば、「今月はワゴンセールで安く仕入れた商品がいっぱい売れたから利益率が多少低い商品を仕入れたとしても全体の利益にはそれほど影響はないだろう」といった計算ができたりもします。
まぁ、これはせどり中級者以上にならないと難いかもしれませんけどね(笑)
仕入れ基準については、アマゾンランキングやモノレートの使い方なども含めて以下の記事を参考にして頂けたらわかりやすいんじゃないかな?
[deco_bg image="postit1" width="400"][icon image="arrow3-r"]せどりの仕入れ基準[/deco_bg]
うまくいかない原因はどこにある?
「仕入れがうまくいかない」と感じたら見なおすべきことについてツラツラと書いてきましたが、せどりに限らず大概のことは「うまくいかない原因」って自分自身の中にあるものです。
挫折してしまう人に多い傾向として、うまくいかない原因(理由)を自分自身の内部に向けずに、外部に求めるというのがあるんですよね。
まぁ、わかりやすく言うと、「自分がうまくいかないのを他者のせいにする」みたいな感じ?
それだと壁にぶつかる度に他人のせいにしてしまって、自己成長に必要な自分を見つめ直すことだったり、自己の問題の明確化、解決策を考えることなどを自ら放棄してしまうことに繋がるので非常にもったいないことだと思うんですよ。
焦る必要はないので、アレコレ悩みながらでも一歩ずつ前進していくことが大切ですよね?
[illust_bubble subhead="うまくいかない原因がわからない場合は?" align="right" color="red" badge="check" illst="check-w3-l"]
仕入れがうまくいかない原因を自分でも考えてみたんだけど、イマイチよくわからないなんて場合は、ネットに散乱している断片的な情報によって頭の中が混乱している可能性も考えられます。
一度、体系的なノウハウからしっかりと学ぶことをおすすめします。
[icon image="arrow4s-r-r"]体系的にリサーチを学んでみて下さい
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