このブログは、せどりという手法を用いて、会社などに雇われて貰える給与所得とは別に、自分でお金を稼ぐ力を養うというテーマでお届けしているわけなんですが・・・
つい先日、あらためて「お金とひと」についてちょっと考えさせられる出来事がありました。
まぁ、SNSなどでこういった比較的ネガティブな発言というのは、あまりよろしくないかも知れませんが、師走のラストスパートで忙しい時期ということもあって思わず、Twitterでこんな発言をしてしまいました↓
果たして人はお金でどのように変わるのか?
「お金を持つと人間は変わる」みたいな言葉が昔からあって、私もこれまでに何度か聞いたことがあります。
誰が言ったのかは細かくは覚えていませんが、おそらく親や身近にいる人間が何かの弾みに口にしていたような気がします。
たとえば、お金持ちの転落人生と取り上げたテレビ番組の話題だとか、友達の友達で自分とは赤の他人が、どこかの社長さんと結婚してプチセレブ的な暮らしを送ってるみたいなどうでもいい会話なんかで、「人はお金を持つと変わるからね~」といった感じで、さり気なく出てきた言葉みたいな・・・。
こういう言葉は耳にしたことはあるけど、あまり深く考えたことはありませんでした。
で・・・
プロフィールでもチラッとは触れていますが、私もかつてお金が一気に底を尽きて苦しかった時期というのがありました。
あらためて当時のことを思い出してみると、とにかく余裕がないの一言でした。
経済的にはもちろん、常にお金のことばかり考えていて、心にも余裕がなく、当然、そんな状態では自分のことすらままならないので、視野が狭くなりますし、人にも優しくできないなんてことも多々あったように思えます。
毎日、金策に走って足りない分をどう工面したらいいか、毎晩、空っぽの銀行口座とニラメッコしながら眠れない夜を過ごしていました。
今思うと恐ろしいけど・・・
ちょっと前に、読んだこちら↓の本に出てくる多重債務者の心理に近かったですね(汗)
おかげさまで、今は何とかあの当時の生活から脱却できたわけなんですが、やはり心にも余裕が持てるようになりましたし、大きな心配事がなくなって、毎日が楽しくなりました。
当時、資金繰りのためにせどりを始めたのですが、やはり似たような境遇のせどらーさんは周囲にいました。
中にはそのまま消えていった人もいますが、2~3年くらいすると、稼げるようになって、久しぶりにお会いすると表情も穏やかになって、どこか余裕があるように感じる人もいました。
わりと大きな金額を稼ぐようになった人も数人ほど知ってますが、あらためて周囲を見渡すと、いわゆる悪い意味でお金を持つことで変わった人というのはいません。
どちらかと言うと、お金を持ったことで精神的にも時間的にも余裕が持てて、お子さんや家族サービス、親孝行などに励んでいる人が多いように感じます。
まぁ、これはあくまで私の周囲にいる人に限った話なので、女性の方だったり、草食系の男性が占める割合が大きかったりしますが・・・(笑)
お金持ちは悪という価値観と妬み嫉み
私の経験上、周囲にいる人たちを見回しても、お金をもつことで人格が悪い方向にシフトしてしまった人はいません。
もしかしたら、これからそういう人が表れるかもですけど・・・、そうならないことを切に願いします(笑)
逆に冒頭で取り上げたTwitterのつぶやきでも触れましたが、お金を持つことで変わる人よりも、実際にはお金を失うことで変わる人のほうが、多かったりするんじゃないかと思うんですね。
ニュースを見ていると様々な事件が取り上げられていますが、金銭トラブルがキッカケで取り返しのつかない事態に発展するケースも多いですしね。
でもどういうわけか?
お金を持つと人は変わるという説が今も昔も一般的だったりするんですよね・・・。
とくに日本は、お金に対する罪悪感みたいなものが植え付けられているというか、お金を稼ぐのは悪いといった価値観が根強いですしね。
それでも確かにお金で人は変わると思う件
そんなわけで、自分のかつての極貧時代も踏まえつつ、あらためて考えてみると、資本主義社会で生きていくにあたって、確かにお金の影響というのは大きいです。
当然、お金の影響力によって良くも悪くも人は変わるというのは正しいと思いますが・・・
それは、お金を持っている人であっても、お金のない人であっても、その人自身によるものだと思うわけです。
私は何十億円といった金額は生で見たこともないので、さすがにそのレベルになるとわかりませんが、前述したとおり、お金をもつことで余裕ができて、人生が好転する人もいますし、逆にお金を沢山持っていても、際限なく膨張する欲望をコントロールできず身を滅ぼす人もいるでしょう。
例え、お金を失っても、ゼロ地点に戻っただけで、そこからまた再スタートを切って、時間がかかってもコツコツと努力を重ねて、極貧生活から脱却できる人もいますし、反対に自分では何の努力もせずに、親族や友人を頼って借金を重ねる人もいます。
お金をもつことによっても、なくすことによっても、人は変わるということです。
そういった環境の変化をどのように受け止め、その後、どう生きるかが重要なんじゃないかな?
何だか久しぶりにお金について深く考えさせられた出来事でした。
もしかしたら、お金を持つとか失くす以前に、お金を味方にできる人間かどうか?が分かれ道なのかも知れませんね?
お金は道具ですよね
お金は自分の代わりに誰かが
何かするためのサービス引換券
だと思います
カール
そうですね〜
お金は信用を数値化したものであり、快適なライフスタイルを実現するためには便利な道具ですね。
使い方が重要だと思います。