最近のAmazonネタは、ほとんどが出品規制の強化を取り上げたものだったりしますが・・・
前回の新品家電の一部のメーカーによる商品の出品規制に続き、今度は、ファッションカテゴリーの一部のブランド、高級皮革製品メーカー、時計メーカーなどの商品にも出品制限がかかり、これらの商品をアマゾンマーケットプレイスに出品する際には、出品許可の申請が必要となったようです。
ここまで短期間で出品規制が続くとなると、Amazonマーケットプレイスがまるで沈みゆく船に思えてくるのも無理ありませんね?(笑)
・・・という流れもあってなのか?
- Amazon依存は危険
- 新品家電せどり終了
- アマゾンによるせどらー排除
- これからもっと規制は強化されるので販路を拡大すべし
- その他のキャッシュポイントが必要
- 出品規制による参入障壁が上がるので逆にチャンス
なんて声が、せどらーさんが集まる場所では話題になりやすいというのも理解できます。
まぁ、現状を把握するという意味も含めて、そういった極端な意見というのも参考にはなりますけど・・・。
確かに何らかの対策が必要な人も存在しますし、危機感を持つことは事業を営む上で重要ですからね。
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目次
出品制限はカテゴリーそのものではなくて特定のメーカーの商品
現在、アマゾンマーケットプレイスで出品制限がかけられている商品は、カテゴリーそのものではなく、その中の特定のメーカーの商品です。
それは、前回の新品家電についても同様です。
家電の場合は、特定のメーカーの商品すべてが出品規制の対象というわけではなく、一部の商品に制限がかけられているようです。
Amazonで出品規制されているメーカー一覧
現時点で、出品制限がかけられていて許可を申請しないと出品できないメーカーは以下のとおりです。(アルファベット順)
- A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)
- Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)
- adidas(アディダス)
- BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
- BURBERRY(バーバリー)
- CALVIN KLEIN(カルバン・クライン)
- CANADA GOOSE(カナダグース)
- CHAN LUU(チャンルー)
- Chloe(クロエ)
- Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)
- COACH(コーチ)
- Daniel Wellington(ダニエル・ウェリントン)
- Dior(ディオール)
- Dunhill(ダンヒル)
- Ed Hardy(エド・ハーディー)
- emu(エミュー)
- FENDI(フェンディ)
- FJALL RAVEN(フェールラーベン)
- Giorgio Armani(ジョルジオアルマーニ)
- GOYARD(ゴヤール)
- GUCCI(グッチ)
- GUESSS(ゲス)
- HUNTER(ハンター)
- IL BISONTE(イル・ビゾンテ)
- LeSportsac(レスポートサック)
- LONGCHAMP(ロンシャン)
- LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
- MARC BY MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)
- Mila schon(ミラ・ショーン)
- MINNETONKA(ミネトンカ)
- MONCLER(モンクレール)
- NEW BALANCE(ニューバランス)
- NIKE(ナイキ)
- Orobianco(オロビアンコ)
- PANERAI(パネライ)
- Paul Smith(ポール・スミス)
- Polo Ralph Lauren(ポロ・ラルフローレン)
- RAY-BAN(レイバン)
- Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)
- TATRAS(タトラス)
- TIFFANY(ティファニー)
- TOD’S(トッズ)
- TOMS SHOES(トムスシューズ)
- TORY BURCH(トーリー・バーチ)
- Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)
- VANS(ヴァンズ)
上記は主にファッションブランド、高級皮革製品メーカー、時計メーカーです。
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出品許可の申請について
出品規制がかけられているメーカーの出品許可の申請は以下の前回の記事を参考にしてください。
特定のメーカーの商品をアマゾンに出品する際の出品許可の申請について
また、カテゴリーの出品許可が必要な商品もあるのでご注意ください。
↑はヴィヴィアンの商品ですが、出品する際には服&ファッション小物カテゴリーの出品許可が必要です。
私の場合は、一応、服&ファッション小物カテゴリーの出品許可を取っていることもあって、上記の商品については、状態が新品でも「出品する」ボタンが表示されていますが・・・
例えば、出品許可を申請していない時計を見てみると、上記の画像のように「出品する」ボタンが表示されていませんでした。
本当にAmazonは出品規制によってせどらーを排除するのか?
年末年始商戦を前に、アマゾンで立て続けに出品規制が起こっている理由として、せどり界隈では「Amazonによるせどらー排除」といった話題が出たりするのもわかりますが、それらはあくまでも個人の憶測の域を超えないわけですよ。
まぁ、必要以上に焦ったり、パニックに陥る状況にある人たちもいらっしゃるかも知れませんが・・・
「そういった見方もあるよ」程度で参考までに留めておけば良いのではないでしょうか?
前回も書きましたが、アマゾンがダメだからメルカリみたいな思考で、新しい販路を拡大しようと試みたところで、そこには何の計画も戦略もないわけですよ。
果たしてそれでうまくいくのでしょうか?
リスクヘッジで販路を拡大せざるを得ない人と、さらなる生産性の向上のために販路を拡大する人では当然、取り組み方や行動、そして結果にも格差が生じるのは想像できますよね?
全体のごく一部で起こった不都合な出来事を、まるですべてが崩壊する序章のように極端に解釈してしまう人というのは今も昔も一定数存在するようですが、感情的にふるまうよりも落ち着いて目の前の問題と向き合うことが大切です。
ここ何日か、この手の相談メールを読者さんから何通か頂きましたが、落ち着いて冷静にやり取りしてみると、ほとんどの方が極端な煽りを含む偏った情報に翻弄されていることに気づく・・・といった感じでした。
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