9月も終わりに向かい、少し肌寒い季節がやってくるわけなんですが、せどり的にこの時期に仕入れる商品として定番のひとつと言えば、冬物家電製品ですよね?
いわゆる季節家電と呼ばれるものです。
これから冬に向けて売れやす商品カテゴリのひとつとして、ちょうど今くらいの時期から型落ちモデルなどを安く仕入れておいて、11月から来年の1月くらいまでに販売するというのは、家電せどりでも王道ノウハウだったりしますからね。
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季節家電の仕入れに適した時期は?
当然ですが、家電に限らず季節モノと呼ばれる商品の需要というのは、その商品が必要とされる一定期間に一時的に高まる傾向となっています。
たとえば、扇風機は夏、ファンヒーターは冬といった感じに。
なので、当たり前のことですが、夏にストーブが飛ぶように売れたり、冬に扇風機が売れすぎて品薄状態といったことは一般的には考え難いですよね?
・・・というのは、物を買う消費者側の目線で考えた場合です。
私たちは商品を仕入れて、必要としている人に必要なタイミングで売ることによって利益を得ているわけですから、消費者の需要を先回りして事前に商品を仕入れておく必要があるというわけです。
これは、せどりとは関係なく、私たちが利用している仕入先のお店でも同じですよね?
私たちは販売者なので、消費者のニーズに合った商品を事前に仕込むことで準備を整えておく必要があるということです。
前回の記事「年末に向けてのイベントとおもちゃせどりのコツ」でも、消費者のニーズを先読みしてそれに適した商品を事前に仕入れて出品する必要性について書きましたよね?
今から約3ヶ月先の需要をリサーチして準備を整えておくと、消費者が商品を最も必要とするタイミングで十分な在庫を販売することで利益を最大化できますという話です。
以上のような理由もあって、せどらーが季節家電を仕入れる時期というのは主に以下の通りとなっています。
- 春~初夏 → 夏物家電(扇風機、キュレーター、エアコン、かき氷機など)
- 秋~初冬 → 冬物家電(ヒーター、電気ストーブ、加湿器など)
中には1年前から商品を大量に確保して倉庫を借りて寝かせるなんて強者もいたりしますが、年末の棚卸し等もありますので、ここでは気にしないで考えます。
型落ちした旧製品の仕入れ
毎年、家電製品は新しくモデルチャンジすることが多く、古くなった旧製品は店頭やネットショップ、オークションなどで安く販売されることもあります。
もちろん、モデルチャンジ後の新しいモデルは雑誌やテレビなどで宣伝されたりして売れますが、消費者の中にはあまり新旧にこだわりはなく、価格に見合った商品であれば良いという人も少なくありません。
なので、型落ちした旧モデルだからといってまったくその商品は売れないとは限らないんですよね。
型落ちした旧モデルの季節家電は、比較的安価で投げ売りされることも多いので、特価品は積極的にリサーチするようにすると良いでしょう。
また、これは商品や製造元のメーカーによっても差があるんですけど、製品のモデルチャンジの時期は、4月や10月が多かったりするようです。
4月と10月といえば、春と秋ということになりますよね?
モデルチャンジを控えているため、旧モデルの在庫を大量に抱えている店舗では、その前に処分価格での投げ売りが行われる可能性が高まるというのもわかります。
型落ちモデルの仕入れは、このタイミングを狙うのが理想的ですね?
季節家電の仕入先ショップ
季節家電の仕入先は、主に家電量販店やホームセンター、ネットショップ、オークション、フリマアプリなどになります。
まぁ、せどらーさんでしたら馴染みのあるショップなんですが、ざっくりと列挙してみると以下のような感じですかね?
- ヤマダ電機
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- ベスト電器
- エディオン
- ケーズデンキ
- ノジマ電気
- ジョーシン電機
- ドンキホーテ
- コストコ
- イオン
- ホームセンター
- ケーヨーD2
- 西友
- イトーヨーカドー
仕入れの範囲を中古家電まで広げると、ソフマップ、ハードオフ、ブックオフ、街のリサイクルショップなども含まれます。
さらに各家電量販店のネットショップやヤフオク、ヤフーショッピング、楽天市場などで電脳せどりも視野に入れると沢山ありますね。
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季節家電を仕入れる際の事前リサーチ
季節家電の特売品やセール情報を入手するには、主に仕入先店舗のホームページや決算セールの記事でも取り上げているウェブチラシといった手段が有効です。
また、シュフー(http://www.shufoo.net/)というあらゆるお店のチラシが閲覧できるサイトも有名ですね。
タイムセールを狙って仕入れる
家電量販店などでは、雨の日に突発的にセールや割引販売を行ったりすることがあります。
また、土日や祝日にもセールに力を入れる店舗が多いので、特売品を狙うには平日よりも商品が安く仕入れられるというメリットがあります。
平日お仕事が忙しいサラリーマンの方で、副業としてせどりに取り組んでいる場合でしたら、こういったタイミングを狙ってみると仕入れやすいかと思います。
ただこの場合、注意しておいたほうが良いのは、同じことを考えて行動しているライバルの存在を想定して動くことです。
すでにアクセスの多いブログや読者数の多いメルマガ等で、「●●でセールが開催中!大量に仕入れました!!」といった情報が流れた後は、とくに注意したほうが良いかも知れませんね(笑)
価格交渉も有効?
余談になりますが、雨の日の家電量販店は商品購入の際の価格交渉が比較的しやすい傾向にあります。
セールで処分価格で販売されている商品は厳しいですが、ある程度、定価の高い商品は売り場担当者さんと交渉すれば、何割か引いてくれる場合もあるので、まとめて商品を購入したりといった感じで相手側にもメリットがあるように交渉すると効果的です。
とくに大型商品のFBAの手数料・保管料はシビアに!
家電製品をAmazonで販売するにあたって、FBAを利用する場合は、とくに注意しなければいけないのは、FBAの手数料・保管料です。
FBAの手数料・保管料は商品の大きさや重さを基に計算されるため、店頭で利益が見込める商品を手にしても、必ずそれらのコストを考えて仕入れを判断する必要があります。
FBAの手数料、保管料の計算は、FBA料金シミュレーターを使うと計算することができます。
また、こういった商品を扱う際には、売れない期間が長くなればなるほど、FBS保管料もかかるので、モノレートのデータを参考に、その商品が売れるまでどれくらいかかりそうかというのも加味して考えます。
・・・と言っても、あくまでもデータというのは正確には算出できないので、最初はザックリでも構いません。
経験を積めば感覚的にコツが掴めるようになってきます。
そんなわけで、ちょうどこの時期ということもあって、季節家電の仕込みについて参考にして頂けたらと思います。
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