「せどりあるある」じゃないんですが(笑)
せどり関連のいろんなサイトをフラフラしていると・・・
「月商1000万円達成!」とか・・・
「利益率60%オーバー!」とか・・・
そういう言葉を目にする機会があると思います。
まぁ、私も昔、無知だった頃はそういう言葉を使ってましたけどね(笑)
あと、こういう言葉も↓
「せどりで最も大事なのは月商ではなくて利益率です!」とか、
「利益率50%超えも当たり前○○仕入れ」とか、
「回転率重視の○○せどり」とかとかとか・・・。
これもまぁ、ちょっとした文章術というか、文章テクニックみたいなものなんですけどね。
- 「大事なのはAではなくてB」 → 対比:コントラスト効果
- 「利益率50%」 → 具体的な数字(本当は割り切れない数字が効果的らしい)
- 「○○せどり」 → 伏せ字を使うことで興味付け
↑ザックリといえばこんな感じかな?
ほかにも「回転率」だったり「利益額」だったり・・・。
いろいろな言葉を当てはめて考えてみると面白いと思います。
言葉の裏側を読み解くことができるとこういう文章も楽しく読むことができます。
月商?利益率?利益額?せどりにはどれが重要?
結論から言ってしまえば、全部重要なんじゃないかな?と思います。
月商も利益率も回転率も利益額も粗利も営業利益もコストもぜ~んぶ重要(笑)
そして・・・
ツッコミとしてよく使われるのはたとえば、「月商100万円でも利益率が10%だったら利益は10万円で、さらにそこから税金を差し引いたら月商なんて無意味」みたいな(笑)
あと「利益率が80%だとしても販売価格が500円だったら利益は僅か100円」とか。
でもこれだってよく文章を見てみると、「○○だったら◆◆」の構造になっていたりするんですよね?
ある特定の条件に対しての主張みたいな。
要はこういう文章が悪いとかそういう話ではなくて、どのように解釈するかが問われるというか・・・。
読解力ってやつですか?
逆転の発想で「それじゃ、もし○○じゃなかったらどうなのか?」なんて考えるのも面白いと思います。
まぁ、ここに過剰に反応する必要もないし、月商も利益率も回転率も利益額もそれ以外の数字も全部、ひとつの事業を構成している重要な要素ですし、それぞれが影響し合って、収益が発生しているので、どれかひとつが重要とは言えないものなんですよね~
最も重要なものについても、時と状況に左右されるので、無条件かつ絶対的に「せどりで最も重要なのは○○です!」とは言い切れないわけです。
でもなぜかネット上だと絶対的なものなんて無いのはわかっているのにそれを求めてしまう人って少なくなかったりするわけで・・・。
もっと物事を相対的に見て判断すれば良いんじゃないかなと思うんですけどね~
「その背景にはどのような条件があるのか?」を踏まえた上で、「最も重要なのは○○です」なんじゃないかなと。
どの要素も事業を成立させる上でかけがえの無いものなわけですよ。
どれひとつとして無意味なものなんてないし、どれひとつとして軽視することはできない。
だから全部重要!(笑)
せどり初心者さんはどうすれば?
せどりを始めたばかりの頃は、経験値を重視してとにかく学ぶ姿勢だと思いますよ。
学びというか「気づき」があれば初期段階では、たとえ損失が出ても、その経験を通じて得るものはあるわけだし、失敗を経験することも大切ですですからね。
また、超初心者さんは、金額的な目標を立てるのはもちろん良いことなんですが、まずは、大口出品者を目指して毎月49個以上の商品を安定して販売することを目標にしたほうが良いんじゃないかな?
いきなり大口出品者でアカウントを登録する方もいるようですが、それこそ月に49個以上販売できない状態で毎月4900円支払うのは無駄なコストだったりしますよね?
↑この文章も「月に49個以上販売できない状態で毎月4900円支払う」という条件があっての「無駄なコスト」という構造だったり(笑)
あとは、せどり初心者さんの初期段階の金額的な目標は月商で良いと思います。
あまりに駆け出しの段階で利益率や利益額に拘ってしまうと、肝心の仕入れができなくなってしまいますからね。
で、ある程度、月商を上げることができたら、利益率の底上げを目指せば良いんじゃないかな?
利益率の底上げの段階で、回転率やロングテールなんかも加味して考えることが自然と増えてくるので、不思議と最終的にはすべての数値のバランスという課題に行き着くものなんですよね~。
中長期的な視点で考えると、常に新しい課題は尽きません。
まぁ、私の場合は、こんな感じでやってきたので参考にして頂けたらなと。
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