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Amazonランキングは目安って言うけど?

せどり初心者さんがリサーチする上で、どうしても気になる数字ひとつとしてAmazonランキングというものがありますよね?

ちなみに気になる数字というのは、Amazonランキングの他に最低出品価格だったり、出品者数だったりが代表的です。

以前の記事「せどりの仕入れ基準」でもAmazonランキングについては軽く触れていますが、仕入れ基準というのはそれだけではなく、モノレートのランキング変動などのデータも加味して仕入れを判断するというのが、現在のせどりのノウハウでは一般的です。

で・・・

今さらモノレートのデータの見方を基礎から解説して、Amazonランキングは目安に過ぎませんみたいなことを書いたところで面白くもないので、最近せどり的にちょっと話題になった商品を事例にAmazonランキングの深い読み解き方なんかをテーマに書いていこうかなと・・・。

まぁ、今回も読者様から頂いたメールをもとに書かせて頂くんですけどね。

Amazonランキングの推移を確認することが重要!

Amazonランキングはあくまでも仕入れの目安だと言われていますが、その理由のひとつとして、Amazonランキングの数字というのは、商品をチェックしたその瞬間の状況を数値化しただけで、実際に売れているかどうかではないというのがありますよね?

そこで、

モノレートやプライスチェックを利用することによって、過去の一定期間内のランキングの変動と出品者数の変動を照らし合わせて、売れた形跡を確認できるので、モノレートのデータを仕入れ基準として考えるというのが現在のせどりノウハウでは一般的になっています。

モノレートのデータ

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簡単に説明すると、ランキングが上がっている日に出品者数も減っていることが確認できれば、売れた可能性ありと判断して、それが1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月以内と一定期間内にどれだけ確認できるかが仕入れ基準といった感じですね。

売れた形跡が多ければ多いほどその商品は売れやすいという判断基準です。

単純に「Amazonランキングはあくまでも目安なので、モノレートのデータをしっかり確認して仕入れを判断しましょう!」ということが、せどりのノウハウとしては一般的なわけですが・・・

ここで思考停止してしまっている人も結構いたりするんじゃないかなと・・・。

 

ビジネス的な思考に基づいて問題解決を意識することで「なぜ?Amazonランキングはあくまでも目安で、モノレートのデータを確認することが基準になるのか?」というようににさらに一歩深く踏み込むと、こんな考え方もできますよね?

  • アマゾンランキングの数字 → 瞬間の記録 → 
  • モノレートのデータ → 一定期間内の記録 → 

つまりAmazonランキングをひとつの点として捉えると、モノレートのデータはそれを一定期間集めて、変動グラフとして表したものであって、つまりは点と点を結んだ線として考えることができるわけです。

ここまでは、点と点を繋げて線を描くというフレームの理解は別として、ほとんどのせどらーさんができているんじゃないかなと思います。

モノレートのデータ分析のやり方

点と点を結びつけて線を描くという発想は色んな使い方ができます。

簡単なところで最近、せどり的にちょっと話題になっていたある商品を事例に、ひとつ立体的に何が見えてくるかを考えてみましょうか?

いわゆるトレンドせどり的なノウハウを実践する際に発生するリスク回避にも応用できます。

たとえば、こちらなんかは、記憶に新しい話題ですよね?(笑)

福山雅治と吹石一恵の結婚報道

※クリックすると拡大表示できます

ニュースが出た時に、せどり的には福山雅治さんよりも結婚相手の吹石一恵さんのDVDがAmazonで高値になっているみたいに言われていましたが・・・

モノレートのデータを確認してみると点と点が繋がって、その背景が朧気ながらも浮き上がってきます。

モノレートのデータ

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ザックリとなんですが、モノレートのデータから3つの「?」が湧いてきますね?

こちらの商品、確かに話題性は高かったのですが、ニュースに上がる以前から実はAmazonでは高値になっていたのです。

現在は、再び相場は落ち着きつつあるようにも思えますね。

 

続いて関連商品でもあるこちらの単行本です。

現在もAmazonでは中古最安値は8000円+送料となっています。

モノレートのデータを見てみると点と点が繋がります(笑)

モノレートの使い方

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こちらの商品に関しては、ランキングが20万位から3万5千位、そしてさらに3400位と推移しておりますが、比較的安い価格帯の商品が一気に売れてAmazonランキングも急上昇したといった見方ができますよね?

現在はAmazonランキングも下落していて、相場は上がっていますが売れた形跡は確認できません。

このような背景は、Amazonの商品ページに記載されているランキングの数字だけを見ていてもわかりません。

点と点が繋がってはじめて見えてくるわけです。

「なぜAmazonランキングは目安に過ぎないのか?」ということについては、これでご理解頂けたと思います。

モノレートはプレミア価格化と話題性の因果関係を読み解くことも可能なツール

今回お伝えしたかったことは、Amazonランキングはあくまでも目安だとか、モノレートを確認して仕入れを判断するといった当たり前のことではなくて、話題性と関連商品の価格高騰の背景をモノレートのデータから読み解くことで、それらの因果関係がどれくらい強いかを見定める使い方もできるのではないかなということだったりします。

ほとんどのせどらーさんは、仕入れの際の確認作業でしか、モノレートを見ないため、売れた形跡にしか目が向かないといった傾向が強いんじゃないかなと。

  • 点と点が第一段階
  • 点と点が結びついた線が第二段階
  • 点と点が結びついた線を立体化するのが第三段階

第二段階まではデータを見るだけで誰でもすぐにわかります。

第三段階は、想像力が必要になってくるということですね。

ツールというのは非常に便利で作業を効率化してくれる反面、使い方次第では思考停止に陥るといったリスクもあるので、是非、可能性を広げるためにも参考にして頂けたら幸いです。

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