Amazonといえば、全商品送料無料というのがユーザーさんの間では、もやは常識のように共通認識となっていたと思うのですが・・・
ついに先日、Amazon全品送料無料が終了とアナウンスがありました。
ネット上でも話題になっていましたね?
この規約変更(一部では改悪なんて言われていたりもします)は、一般のアマゾンユーザーさんはもちろん、私たちせどらーにとっても決して良いニュースとは言えないわけなんですが・・・
決定してしまったことは覆せないので、いろいろとネガティブな意見はあるとは思いますけど、私たちは今後どのように対応していくかを前向きに考えた方が賢明ですよね?
・・・ということで、
ベタな感じですが(笑)、今回はアマゾンの全品送料無料が終了というのをテーマにお届けしていきます。
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1回の注文が2000円未満の場合は別途配送料350円?
今回のアマゾンの全品送料無料の廃止についてなんですが、「全品送料無料の廃止」とあるようにすべての商品に配送料がかかるようになったわけではなく、いくつか条件があります。
ざっくりとまとめると以下の通りです。
- 1回の注文が2000円未満の場合は別途送料350円が必要
- Amazon.co.jpが発送する書籍とAmazonギフト券の送料は今後も無料
- Amazonプライム会員は、変わらず全商品配送料無料
すでにアマゾンの出品者一覧ページを見てみると、このような表示になっていました↓↓
例えば、上記の場合は570円の商品なんですけど、この商品を単体で注文すると金額は2000円以下なので別途配送料金が350円かかって、570円+350円=920円となるということです。
ほかの商品も同時に購入して1回の注文金額が2000円以上になれば通常配送料無料となります。
で・・・
下記の画像の場合は書籍なんですけど、先ほどの条件にもある通り、Amazon.co.jpが配送する書籍(FBAも含む)は送料無料なので今までと同じ表示となっています。
ちなみにマーケットプレイスの自己発送で出品されている商品は、別途配送料257円です。
そして、アマゾンプライム会員さんの場合は、今までと同様に全品送料無料ということです。
Amazonのヘルプに詳しく書かれているので参考にしてみてください。
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2000円以上注文する場合の注意点
1回の注文で2000円以上商品を購入する場合でも、注意しなければいけないことがいくつかあります。
簡単にまとめるとこんなところでしょうか?
- 注文後、一部の商品をキャンセルして注文の合計金額が2000円未満になった場合は別途送料として350円がかかってしまう
- 商品の出荷状況によってはキャンセル不可の場合もある
- 発送オプションによっては同時に注文した商品でも各発送ごとに送料がかかる場合もある
発送オプションというのは、注文確定画面で設定することができる「できる限り商品をまとめて発送」と「準備ができた商品から順に発送」のことです。
また、あわせ買いについては、Amazonのヘルプを参考にしてください。
アマゾンプライム会員を優遇するシステム
今回のアマゾンの全品送料無料の廃止を見てもわかる通り、ここ数年のアマゾンの動きはプライムデーを始め、プライムビデオ、プライムミュージック、プライムナウ等のサービスからもアマゾンプライム会員さんを優遇する姿勢を全面に出していますよね?
実際にアマゾンプライム会員さんも増えているようですしね~
ざっくり言えば、ECサイトに会員ビジネスを付加させたって感じ・・・?
最大級のECサイトになったら、次はロイヤルカスタマーを増やしていくことに注力といった流れになってきていると言うか・・・。
そういえば、以前このブログでも「優遇される人とされない人の違い」という記事を書きましたが、まさにその通りに動いていますね。
今後の動向にも注目したいと思います。
Amazon全品送料無料の廃止によるせどりへの影響
今回のAmazon全商品送料無料の廃止は、冒頭でも触れたとおり、一般のアマゾンユーザーのみならず、当然、マーケットプレイス出品者でも数多くのあるせどらーさんにとっても、決して良いニュースとは言えませんし、少なからず今後、影響が出てくる可能性は高いです。
ただこういった書き方をすると過剰に「もうせどりは終わった」だとか、「せどりは稼げない」というような反応する人が一定数いるのも事実だったりするんですよね~
【参考】せどりはオワコン論
【参考】ワンデーサンクスパス廃止でブックオフせどり終了?
まぁ、実際のところはまだわからないし、影響はあるにしてもうまく対応することができれば、まだまだ稼げると思いますけどね。
稼げないとか、終わったというのは、いつの時代も変化に対応できないものは淘汰されていくってことではないでしょうか?
ただそれだけの話なんじゃないかなと思うわけですよ。
個人的には、書籍以外でしたら2000円以上の商品を中心に扱うというのを基準に、プライム会員をターゲットにした販売戦略というのが今まで以上に重要になってくると考えています。
現在、本せどりに取り組んでいる場合は、書籍はFBA在庫を販売してもAmazon.co.jpからの発送となるので今までどおり送料無料ですが、できるなら商品単価を少しでも高くというのを意識したほうが将来的にも良いんじゃないかなと思いますね。
また、現在2000円未満で出品している商品を2000円以上の出品価格に値上げしたほうが良いか?という意見もあるみたいですが、今の段階では何とも言えませんね~
相場というのは常に変動するものですし、市場原理というものがある以上、別途送料350円が発生するのを回避するために出品価格を2000円以上に値上げすれば良いといった単純な話ではないように思えます。
しばらくの間は、市場の動向を見守りつつ、じっくり考えていくのが賢明なんじゃないかなと・・・。
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