1月も中旬に突入する頃ですが・・・
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
先日、メルマガでも書きましたが、遅い新年のご挨拶になってしまいました(^_^;)
今年も引き続き「せどりという稼ぎ方」をよろしくお願いします。
すでに2016年が始まってから2週間が経過しているわけなんですが、諸事情もあって私としては今年は今頃からボチボチと仕事初めとさせて頂いております(笑)
・・・ということで、
2016年一発目の更新に相応しいかどうかはわかりませんが、今年2016年のせどりについて考えてみました。
まぁ、長年せどりをやっていると毎年、こういったテーマはツキモノだったりしますよね?
現実的にこの先、どうなっていくかなんて予測の域を出ることはないんだけど、仮説を立てるというのも、不確定要素の多い未来に向かって動くときには重要なので、ひとつの資料として参考にして頂けたらと思ってます。
とくにビジネスというのは、仮説と検証の繰り返しだったりしますからね~
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2016年以降のせどりはどうなる?
昨年末に2015年のせどりを振り返ってみましたが、過去を踏まえた上で2016年以降のせどりがどうなっていくかというのを考えてみました。
ザックリですが、思いつくところを挙げてみるとこんな感じですね↓↓
- プラットフォーム(販路)の拡大による影響の顕在化
- 仕入先店舗による転売対策の強化
- 消費税増税対策による輸出ビジネス
- 情報の氾濫による混乱と誤解
- せどりの情報発信者の増加の影響
もうすでに起こっていることもありますが、2016年以降はさらに加速していくと考えています。
それではひとつずつ考えていきましょうか。
プラットフォームの拡大による影響の顕在化
プラットフォームの多様化については、「2015年のせどりを振り返ると見えてくるもの?」のフリマアプリの台頭でも触れましたが、昔はせどりの主な販路といえばアマゾンかヤフオクで、アマゾンをメインに捉えてオークションでしか販売できないような商品は、ヤフオクを利用するというのが一般的なノウハウでした。
ところがここ2年ほどの間に、スマホの爆発的な普及とフリマアプリの登場によって、せどらーにとっての販路が拡大されていって、今ではヤフオクや楽オクなどのオークションサービスもスマホアプリにに最適化されています。
今後もこの流れは加速していくと考えています。
現時点での販路としては、まだアマゾンが圧倒的に強い状況なので、せどらーさんにとっては商品の販売先はアマゾン一択でもそれなりに稼げる状況ではありますが、考え方によってはそれはアマゾン依存と捉えることもできるわけで・・・
多様化するプラットフォームを活用できている人は、時代の波にうまく乗ってアマゾンだけに頼らずリスク分散しつつも稼いでいるというのが現状です。
せどらーさんに限らず、ネット物販を稼業としている人たちにとって、アマゾンの実績だけにこだわらず、自分の扱っている商品にマッチした販路で勝負できる時代に近づいていくのが理想的ではないでしょうか?
仕入先店舗による転売対策の強化
ここ数年は、ブックオフによるせどり禁止が話題になったりしましたが、実はそれ以外にも店舗の転売対策というのはよくある話だったりします。
仕入先店舗側のせどらー対策と言えば、何かとブックオフが取り上げられることが多いですが、実情はブックオフだけではないということですね。
例えばわかりやすいところだと、電脳せどりでもひとつのアカウントで同じ商品を大量に購入する行為は禁止されているショップもいくつかあったりしますし、大きなイベントで販売される限定グッズなんかも当然、転売目的での購入は禁止されていたり、一人一品までしか購入できないようになっていたりします。
昔は、せどりというとこういった転売行為とはまた少し意味も違って、もともと希少価値の高い商品を何処かから安く仕入れてきて、ネット上で利益を乗せて販売するという認識が一般的だったんですが、ここ数年はいわゆる転売屋と言われる人たちとの境界線が薄れてきているため、行き過ぎた行為が目立つようになったようにも思えます。
記憶に新しいところで言うと、スタバ転売がありましたよね?
せどり行為というのは先ほども書いたとおり、もともとは、需要に対して供給が少なくなっていて希少価値が高くなっているものを見つけてきて、そこに利益を乗せて売ることだったのに対して、スタバ転売は、福袋を買い占めることによって購入したくてもできない人の欲求を無理やり煽って購買意欲を刺激する行為だと考えることができます。
需要と供給のバランスを買い占めによって強引に崩す行為と言えばわかりやすいかな?
やっている行為そのものだけを見るとせどりも転売も変わらないんだけど、根底にあるスタンスというのは微妙に違うんですよね。
せどりについて詳しくない人から見たら、もしかしたら理解できないかも知れませんが・・・。
希少価値があって需要がある商品というのは、価格が高くても売れるというのは市場の原理でもあるわけなんですけど、その需要がどのような状況下で生み出されたものなのか?というのを考えて行動するというのが仕入先店舗とせどらーが共存していくためのカギになると思うんですよね~
綺麗事を言うつもりはサラサラありませんが、SNSが普及して情報が拡散されやすい時代でもあるので、節度を持って行動できない人というのは2016以降も増えるんじゃないかなと危惧しております。
当然こういった状況が続けば、店舗側も対策に追われることでしょう。
私たちはこのような現実をどのように受け止め、今後、行動していくかが重要です。
消費税増税対策による輸出ビジネス
いまだに月商をアピールして権威性を演出しようとするせどらーは多いですが、年商1000万円を超えると当然、消費税納税義務が発生します。
消費税が5%から8%にアップしたのは記憶に新しいですが、今後はさらに10%に上がるのはほぼ確実と言っていいでしょう。
以前、「消費税10%時代のせどりを考える」という記事を書きましたが、ここ2年でせどりで爆発的な売上を上げたせどらーさんは消費税納税の壁にブチ当たる時期なんじゃないかなと。
とくに利益率が著しく低く年商だけが大きい数字の方は、消費税を納税したら売上だけは大きいけど利益はほとんど出ていないなんて場合も考えられますからね。
で・・・
去年くらいから、せどりや輸入ビジネスで売上が大きくなっている一部の事業者の間で、輸出も平行して取り組むことによって、消費税を相殺できるということが話題になったりしました。
詳しくはジェトロのVATの還付制度のページをご覧下さい。
2016以降は、消費税対策による輸出ビジネス実践者さんたちの成果がボチボチと出てくるんじゃないかなと思います。
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情報の氾濫による混乱と誤解
私がせどり初心者だった頃と比べると、当然ですが、年月を重ねる毎にせどりの情報がネット上に溢れるようになりました。
時代とともに情報量も増えるということですね?
私がせどりを始めたばかりの頃って、情報量が少なかったせいもあって実践する上で覚えないといけないことも今よりずっと少なかったんですよね。
なので、ここ数ヶ月のうちにせどりを始めたという人よりも情報が少ない分、迷うこともなく情報収集より実践に集中できたんだと思います。
その代わり自分で調べて試行錯誤しないといけないことも多かったかな(^_^;)
情報が増えるということは、便利になった反面、これからその世界に踏み込む人にとっては混乱する原因にもなり得るというわけですよ。
今は昔と違って「とりあえずやってみる」では難しいことも多々あるというのが事実です。
もちろん、やってみるという姿勢は大事ですけどね。
ネット上に氾濫する断片的な情報を自分の都合の良いように勝手に解釈する傾向の強い人は、情報に溺れないように気を付けたいところですね~
よく言われている「二極化」というのは、実はこの時点で始まっていたりしますからね。
今年は、情報の取捨選択が今まで以上に必要になってくるのでは?
せどりの情報発信者の増加の影響
ここ数年の間で激的に増えたのが、せどりの情報発信者です。
まぁ、私もその中の一人だったりするんですけどね(笑)
とあるブラグランキングのせどりカテゴリの参加者だけでも1000人超えといった状況です。
メルマガも数えたら凄いことになると思いますよ(笑)
情報を流す人が激増するということは、ネット上の情報量もそれに比例して増えていくのは当然ですよね?
その結果、情報が氾濫して断片的な情報でネットが埋めるつくされるというわけですよ。
で、先ほど触れた情報に溺れる人が続出という・・・。
そこで必要になってくるのが、人を見る目です。
情報そのものよりもどんな人が発信しているのか?
どんな人というのは、稼ぐために手段を選ばない人もいるし、自分さえ稼げればそれで良いという人、自己顕示欲が著しく強く自分を誇示する人、やたら上から目線で高圧的な人、ノリが軽くていつもフザケてる人、素朴で純粋な人、楽しければそれで良い人、仲間を強調する人、真面目過ぎる人、正義感は強いけど独善的な人、冷静で客観的な人、情熱的な人などなど・・・様々です。
発信している情報、そして言葉と「どんな人」の人物像がきちんと合致しているか?をよく観察してみるとわかりやすいんじゃないかなと。
せどらーの特技でもある(?)目利きというのは、人を見る目にも発揮しますからね。
過去にメルマガでも書いたとおりだと今でも思います。↓↓
2016年のせどりに必要とされるものは?
2016年のせどりについて5つの項目を挙げて長々と書き綴ってきましたが、書いているうちに色々とアイデアが湧いてきました(笑)
まぁ、それについてはまた機会があれば触れていこうと思います。
最後に今回挙げた5つを踏まえた上で、2016年のせどりに何が必要とされるかについて書こうかなと。
わかりやすく要点を絞ると、私はこの2つを意識しておいたほうが良いと考えています。
- スピード
- 余裕
シンプルでしょ?(笑)
でもよく考えてみると、この2つって深いんですよね~
スピード
スピードと一言で言われても、行動する速さだったり、判断のスピードだったり、いろんな意味で捉えることができますよね?
情報が拡散されやすい時代において、ネット上にも情報が氾濫して、それが加速していく現代社会です。
単に情報が速いとか、情報収集をスピードアップするという話ではなくて、信頼性の高い情報の発信元の確保、取捨選択、読み解くスピードが問われるんじゃないかなと。
何でもそうなんですが、ネットの世界というのはとにかく年々スピードが加速していく傾向になるわけです。
そんな時代に対応していくためには、物理的な行動の速さだけでなく、判断のスピードや頭の回転の早さなど思考の部分も鍛えていく必要があるのではないかと私は考えています。
余裕
余裕については、経済的な余裕と精神的な余裕というのが主になります。
とくにせどりをはじめ、物販ビジネスは商品を仕入れるために資金が必要ですから、当然のこと、余剰資金がある人ほど、リスクの許容範囲も広いですよね?
クレジットカードがあれば、資金が少なくてもせどりを始めることは確かに可能ですが、やはり資金が少ないため、リスクの少ない手法を強いられるので、そういった人たちはワゴンセール仕入れのようなライバルの多い分野に参入せざるを得なかったりします。
一方、資金に余裕があれば、最初からある程度のリスクを取ることで仕入れ値の高い商品だったり、資金を一部外注費にまわして初期段階での効率化も可能になります。
次に精神的な余裕についてなんですが・・・
実際に私が話をしてきた人たちを見てきて感じたことだったりもします。
稼いでいる人でも、事業を拡大することで本来はなかったはずの新たな人間関係の悩みや摩擦が生じたり、何としてでも売上を上げ続けなければいけないといった強迫観念に襲われているケースというのがあったりします。
また、せどりである程度結果を出して、さらに情報発信でも稼ごうとした結果、毎日メルマガを書くことに追われてせどりと情報発信が両立できずに逆に収入が下がっている人もいますしね。
やることが増えればその分、悩みが増えるというのは当たり前といえば当たり前だったりするんだけど、せどりがうまくいっていた人ほど、新たに始めた事業がうまくいかないことに焦りを感じている傾向が強いのかな~なんて客観的に思ったりもしますね。
精神的な余裕がない人というのは、大きく構えていることができない傾向が強いですからね。
やはりビジネスにおいて、リスクとリターンは無視できないと思うんですよ。
精神的な余裕がなければリスクを積極的に取ることも難しいんじゃないかなと・・・。
いろんな人を見てきて、リスクを許容できる余裕というのは、精神面の影響が大きいと感じています。
物事の受け止め方だったり、問題の認識の仕方だったり、行動に至るまでの思考などなど・・・
余裕のある人とない人というのが更なる二極化を生み出す要因になっていくんじゃないかな?
少し考え方やものの見方を変えるだけで心に余裕が持てたりすることもあるので、何かに行き詰まっている場合は、立ち止まってみるのも効果的ですよ。
思いつきで旅行してみるのも良いと思います。
2016年、まだ始まったばかりですがどのように向き合って行こうと思ってますか?
この記事が何かしらの考えるキッカケになれば幸いです。
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