FBAを利用しているせどらーさんがほとんどかと思いますが、FBAで出品していると必ずと言っていいほど発生するのが、販売不可在庫ってやつです。
このような公なところで書くと悪用する人が出てくる可能性もあるので詳しくは触れませんが、FBAを利用して販売された商品に何らかの問題が発生してAmazon倉庫に戻っている場合、確認してみると販売不可になっていることがあります。
こういった販売不可在庫は、出品者さん自ら返送/所有権の廃棄依頼の手続きをする必要があります。
・・・ということなんですが、
先日、アマゾンからメールが届いていて、確認してみたところ、もしかしたら2016年5月1日に、フルフィルメント by Amazonサービス条件の改訂についてお知らせがあったのでご存知かも知れませんが、返送/所有権の廃棄依頼に変更があったとのことです。
ざっくりと説明すると2つほど変更があります。
- 販売不可在庫が発生してから返送/所有権の廃棄依頼をAmazonに送信する期間が、90日から30日に変更
- 販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄のスケジュールを「年に4回」に設定している場合、「月に1回」のスケジュールに変更
結論から言うと、マーケットプレイス出品者さんにとってはあまり良い変更とは言えませんよね?
簡単に言ってしまえば、条件が少し厳しくなったということですからね。
販売不可在庫の返送/所有権の廃棄依頼は30日以内に!
先ほどFBAの販売不可在庫の返送/所有権の廃棄依頼をアマゾンに送信する期間が90日から30日に変更になったことを書きましたよね?
では、この時、アマゾンから販売不可在庫の発生を知らせるメールを受け取ってから30日以内にその商品を返送もしくは所有権の廃棄する手続きを行わなかった場合、どうなるかというと・・・
Amazonが勝手に販売不可在庫を30日後に廃棄するとのことです。
うっかり販売不可在庫を知らせるメールを見落としてしまって、そのまま30日が経過してしまったらアウトなので注意しましょう。
販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄のスケジュールを設定する
販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄のスケジュールを年に4回に設定している場合、月に1回に変更とのことですが、こちらの設定はセラーセントラルで調整可能です。
そのやり方なんですけど・・・
まずはセラーセントラルにログインした状態で、設定→FBAの設定をクリックします。
次の画面で販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄のスケジュールが確認できます。
販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄の設定の右側にある編集をクリックすると設定することができるようになっています。
↑の「編集」をクリックすると画面が切り替わるので、あとはご自分で販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄のスケジュールを設定してください。
詳しくはAmazon出品サービスのメールを確認
FBA販売不可在庫の返送/所有権の廃棄依頼の変更についてお届けしましたが、詳しくはAmazon出品サービスから出品者さんに届いている【重要】販売不可在庫の返送/所有権の放棄依頼という件名のメールをご確認ください。
Amazonからのお知らせメールは、うっかり見逃してしまわないように注意しましょうね。
[icon image="arrow4s-r-r"]販売不可在庫の確認はこちらを参考にどうぞ!