せどりという言葉は何となく聞いたことはあるけど、実際にやったことはなくて、ただ興味はあるので、このブログをちょっと前から読んでいるという読者さんからちょっとおもしろいというか・・・
実際に、せどりを何年もやっている側と、何となくネットで情報に触れてはいるけど、やってみたことはないという側の相違というか・・・
そんな内容のメールを頂きました。
メールを下さった読者さんの中では、「せどり=ブックオフでの単C本仕入れ=送料ビジネス」というのがせどりというイメージだったみたいなんですけどね。
まぁ、せどり経験のない方で、テレビや雑誌などでしかその世界の情報に触れたことのないという場合は、このようなイメージを持っていても仕方ないと思いますが、一般的なイメージって、せどり=超薄利多売なんですかね・・・?
何度かメールのやり取りをして、最終的には、さらにせどりという稼ぎ方に興味が深まったとのことなので、良かったと思っていますが・・・
きっかけは、とあるせどりに関するニュース記事だったんですよね~
主婦やサラリーマンに人気の副業"せどり"のカラクリ・・・?
まずはじめに言っておきますが、これから書くことは、冒頭で触れたとあるせどりについてのニュース記事に対する反論といった類のものではなく、あくまでも私個人が思ったことというのをご理解頂いた上でお読み下さい。
では、早速本題に入りますね。
先日、当ブログの読者さんから教えて頂いたのが、3月いっぱいでメール便が廃止になることで、これまで稼いでいたせどらーが廃業するみたいなニュースなんですけどね。
気になった箇所をマークアップしてみましたが・・・
これがせどりのカラクリというよりは・・・
これって、送料ビジネスのカラクリですよね?
わからないという方は「送料ビジネス」でググってくださいね(笑)
まぁ、メール便廃止を受けてのネタとして、せどりを取り上げるのは非常にわかりやすいし、ネット上の話題としても、親和性があるのも理解できるんですけど・・・
アマゾンから貰える配送料とメール便の送料の差額の数十円を利益にせどりをしている人って今は、それほど多くはないと思いますよ(笑)
そういえば、このブログでも1月22日にメール便廃止のニュースを受けて、メール便廃止のせどりへの影響について書いてますね。
記事の中では、送料ビジネスについても触れていました(笑)
ちなみに送料ビジネスって流行ったわけではないですが、実際にやっている人が多かった時期というのは、アマゾンマーケットプレイスの本の配送料とカテゴリー成約料が変更される以前の話だと記憶しています。
マケプレで本が1冊売れた時にアマゾンから貰える配送料って、今は257円だけど、昔は350円だったんですよね。
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350円がアマゾンから支払われていた時は、1円本でも利益は出せたので、メール便との差額で稼ぐ人もいたと思います。
と言っても、薄利には変わらないですけどね(笑)
でも、こういう人たちって送料ビジネスだけで稼いでいたわけではないと思うんですよ。
出品している本が価格競争で相場が下落して行って、結果的に1円まで価格を下げてもわずかな送料の差額分が利益として残るといった感じで、いわゆるリスクヘッジ的な意味合いも兼ねていたんじゃないかなと・・・。
確かに、せどりって主婦やサラリーマンの副業に人気なのはわかりますが、せどりのカラクリが単なる送料ビジネスというのもねぇ?
・・・といった感じですね(笑)
あと、メールを頂いた読者さんに教えて貰ったニュースサイトに、マンションのゴミ捨て場にある雑誌や写真集、書籍などを拾ってきて出品するといったことが書かれていたようなのですが・・・
これって地域によっては条例違反に触れるので絶対にやってはいけませんからね。