顔出しして嫌われると最悪?
私も含めてなんですが、昨今ではせどり情報発信者さんが増えています。
その中には女性の方もチラホラいらっしゃったりするのですが・・・
ブログやメルマガ等の書き方だったり、発信について相談を受けることもしばしばあったりします。
そういった相談の大半は、ブログにアクセスが集まらないだとか、メルマガ読者さんが全然増えないだとか、収益につながらないみたいな・・・自分目線の内容だったりするんですけどね・・・。
女性の方と話をしていて気づいたことのひとつとして、これもまたせどりと同様に男性の方から指導を受けていて、自分ではそのつもりは全くないのに、文章が胡散臭くなってしまったり、時には高圧的で自慢話のオンパレードになってしまったりで・・・
中にはYoutubeで顔出し動画をアップすることで信頼性をアピールしてるのに、なぜか結果的に叩かれたり、嫌われてしまったという人もいたりします。
なので、メールの印象は悪いのに、実際に会ってみると意外にも良い人だったりする人も実は沢山いるんですよ。
でも、イケイケでオラオラ系の男性的なキャラで女性が情報発信すると、やはり違和感が漂ってしまったり、男性とは価値観が異なる同性からも嫌われてしまうなんて可能性もでてくるわけです。
・・・かと言って、ネットビジネスの世界は、まだまだ圧倒的に男性が多いという現実があります。
私の場合は、先ほども触れた「男女の違い」を理解した上で、女性の視点で男性向けの内容を発信することが多かったりします。
文体というよりは、論理構造的なものだったり、女性的なソフトな言い回しでありつつも、ビジネスチックなテイストを明確に考えています。
そんな事情もあって、このサイトのように女性に向けて文章を書くというのも私にとっては非常に有意義なんですね。
でも、おそらく男性が女性に特化したこのサイトを読んでも、さほど違和感なく入っていけるのではないかと思ってます。
その辺は少し意識していますからね(笑)
男より稼ぐ女を過剰にアピールする人
「女でも男の数倍は楽々稼げます!」
「旦那の月収を1日で稼ぐスーパーウーマン」
上記のようなテイストのキャッチコピーをネット上などで見た時、どう思いますか?
おそらく男性性が強い人であれば、女性であっても「稼げます!」とか「1日で稼ぐ」というところに目が行くのでしょうが、これらはいずれも男性を比較対象にしています。
いずれも抽象化してみると「男より稼ぐ女」を表現しているわけなんですが、どこか男を見下している感が漂っているように感じませんか?
マーケティング的に、AとBを比較してどちらがいかに優れているか?をアピールするようなコントラスト効果というものがあって、受け手側に2択の選択肢を与える際に使われたりもするんですけど、比較対象の設定によっては受け手にネガティブな印象を与えてしまうんですよね。
せどりに限らず、ネットビジネスの世界というのは、どうしても稼いだ金額を大々的にアピールするのが王道だったりもするので、どうしても似たような情報が氾濫してしまって、周りを見渡すと、それが普通に見えてくるのかも知れませんが、男性を比較対象に自分の優位性をアピールする女性の情報発信さんは知らず知らずのうちに敵を作っている可能性もあります。
旦那さんを比較対象に挙げて、金銭的なところで自分の優位性をアピールしている女性の発信者さんもいらっしゃるみたいですが、同性から見ると「家族を大切にしていない人」「旦那さんに対して愛のない人」に思えてしまいますよね?
数字的な結果を重視する男性と、その背景を察知することに長けている女性では、当然、ひとつの情報から受ける印象も違いますからね。
同じ女性だからという理由で、何かを教わるには同性のほうが良いと考える女性もわりと多いようですが、こういった細かいところに露呈する無意識の発信を察する能力に女性は長けていると言われます。
女性特有の夫の浮気を見破る力というのもそれに近いですね(笑)
話を戻しますが、女性が情報を発信する際にも、男女の違いをしっかりと理解しておく必要があります。