前回は「いわゆる自己投資論」ということで、一般的言われている自己投資の重要性と、私自身が経験してきたことを踏まえた上での自己投資というものについて書きましたが・・・
何のための自己投資なのかということで、自己成長という言葉が出てきましたよね？
自分を成長させるための投資という意味でこの「自己成長」という言葉を使わせて頂きました。
その時、自分が抱えている現実的な問題だったり、目指す道を先に進むために取得する必要のある技術だったり、次のステップへとつなげていくためには、自己成長（レベルアップ）する必要があって、そのために最も効果的で、なおかつ確実にリターンが見込めるのが自己投資という話でしたが・・・
自己投資もしてるし、がんばってはいるんだけどなかなか結果が出ない。
といった人がいるのも事実だったりしますよね？
せどりでもそういった方を何人か見てきましたが、共通するポイントとしては、忍耐力と言いますか、根気の問題だったりすることも多々あるように思えるんですよね。
「もうちょっと耐えてがんばっていれば稼げるようになったのになぁ・・・。」
という人も少なくなかったりします。
挫折するには早過ぎるというか・・・
まだ諦める段階ではないのになぁ・・・
といった感じですね。
これは単なる根性論みたいな話ではありません。
成長曲線というものがしっかりと頭に入っていれば、もう少し現実を冷静に受け止めて、今やるべきことに専念できたんじゃないかなと思うんですよね。
「初期段階で自己成長と成長曲線についての理解があれば、こんなところで挫折する必要なんてなかったのになぁ・・・。」
せどらーさんの相談を受けてきてそう思ったことも実は、何度かありました。
自己成長と成長曲線
的外れな方向の努力は論外ですが、きちんと正しいやり方がわかった上で、主体的に努力を重ねているのに、なかなか結果に結びつかないというのは、実は、よくあることで、当たり前だったりします。
ビジネスは、常に想定外の事態を意識した上で行動する必要がありますし、何でも思い描いたとおりに事が進むとは限りませんよね？
なので、思い描いたようにいとも簡単に結果が出ないというのが想定外だったら、それはそれで正しいというふうに考えることができます。
理想と現実にはギャップが存在して当たり前なんですから。
図にするとこんな感じ？↓
水色の点線が思い描いた理想、赤い矢印が成長曲線。ピンクが理想と現実のギャップです。
理想は目標を立てたり目的意識をしっかりと持つためには必要です。
でも、理想を実現するために行動したとしても、実際の成長曲線は真っすぐに右肩上がりに伸びていくなんてことは、ごく稀なケースだったりするんですよね。
がんばっているのに報われない時期というのがあるわけですよ。
これは、自己成長のために必要な試練だと捉えるほうが賢明です。
ちなみにここに金銭的な自己投資が絡んでくると、お金を支払ったという喪失感から「稼ぐためにお金を払ったのに稼げない！どういうことだっ！」という感情が沸き上がってきて、冷静さを見失ってしまって、意気消沈→挫折の一途を辿る人もわりと多いのではないかなと・・・。
自己成長と成長曲線についての理解があれば、ここで挫折する必要なんてありませんからね。
時にはジッと我慢すること、耐え忍ぶことも大切です。
この壁を壊すためにはひたすら耐えて、努力を重ねる必要があります。
（もちろん正しい方向での努力が前提です）
そして、この壁を超えた時に一気に次のステップへと進めるというわけです。
これまでせっかくがんばっていたのに、この時期に突入すると急にモチベーションが低下したり、投げやりになってしまう人も少なくないのでは？
まぁ、気持ちはわかりますよ。
私も似たような経験って普通にありますしね。
でも、頭の中に先ほどの成長曲線の図をしっかりとインプットしておくことで、がんばっているのに報われないと感じた時には、今は耐え忍ぶ時期だというのがわかれば冷静さを見失わずにそのまま努力を継続しやすいと思うんですよ。
モチベーションを維持するためにも有効だと思いますしね。
ビジネスって情熱も大事だけど、思考を働かせるので同時に冷静である必要があります。
この記事は、実は、私自身にも言い聞かせるためと言いますか・・・
新しいことを始める時、意識していることをアウトプットしてみました（笑）
やっぱり最初は、意識していないとできないことって結構多いですからね。
[btn_l color="red" corner="r" url="https://lcy7.com/sedori-core-method/" target="_blank"]せどりで長期間にわたって
無駄なく安定して稼ぎ続けるには？[/btn_l]