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せどりで赤字

せどりに赤字はつきものです。

ということについては、過去にも書いたと思うので、今回はもうちょっと突っ込んだところの話でも書こうかなと思います。

まぁ・・・

簡単に言ってしまうと、以前書いたのは、せどりには損切りが必要だという内容の記事の中で、「仕入れた商品単体での赤字は、どうしても一定数は発生するリスク」と考えるといった感じだったのに対して、今回は、トータルで赤字経営と言いますか・・・

事業自体が赤字になってしまうリスクという部分について触れたいと思っています。

とくにせどり初心者さんは、自転車操業に陥らないためにも参考にして頂けたら嬉しいです。

・・・というのも、

最近は、せどりの情報も氾濫状態で、初心者せどらーさんがネットで情報を検索すると辿り着くのは、「1日で◯◯◯万円仕入れしました!」とか、「大量仕入れ」系のノウハウだったりするのかな・・・?

クレジットカードで仕入れをする際の注意

クレジットカードさえあれば、実質、資金がゼロ円でも仕入れができてしまうというのは、事実といえば事実なんですけど、それはあくまで支払いを先延ばしにできるだけで、その背景にはリスクがあるというのに、せどり開始初月から、大量仕入れし過ぎてカード支払い日までに仕入れに費やした資金が回収できずに、切羽詰まっている方から相談のメールをたまに頂いたりします。

ちなみに、私、クレジットカードについての記事で以下の事を書いているんですよね・・・。

「必ず手元にはある程度の現金がある状態でせどりを始めるようにして下さい。」

と一応、ここでも念を押しておきます(笑)

なぜ初心者せどらーさんがいきなり大量仕入れ?

クレジットカードで仕入れをする際に資金ショートには気を付けないといけないという話は、ほとんどの人が知っていると思うんですよ。

でも、なぜか資金がほとんどない状況で、せどりを開始したばかりなのに大量仕入れに走ってしまう方っているみたいなんですよね・・・。

私が、お話を伺った読者さんも、クレジットカード仕入れの注意は知っていました。

でも、いきなり大量仕入れをしてしまって、翌々月のクレジットカードの支払いができない状態に陥るという・・・。

なぜ初心者せどらーさんがいきなり大量仕入れ・・・?」というのが気になったので、お話を伺ったんですけどね。

きっかけはYoutubeのとある動画とのことでした。

聞くところによると、内容は仕入れツアーかなんかの様子を撮影したものらしいんですけどね。

私は、その動画を見ていないし、仕入れツアーについては別に否定する気はありませんよ(笑)

読者さんから伺った話によると、クレジットカード仕入れの注意点は知識としてあったのに、なぜか大量仕入れをしてしまった理由なんですが、Youtubeでその動画を見て思わずテンションが上がって興奮してしまったらしいです。

冷静に考えることができなくなっていたのかなぁ・・・?

何度も言いますが、私は、Youtubeとかに上がっているああいった動画コンテンツを否定してるわけではないんですよ。

どっちかというと動画を見て興奮状態になって冷静さを欠いてしまった方に落ち度があると考えています(笑)

赤字経営に陥らないために

「知識として知ってはいたんだけど、ちょっとしたキッカケでつい・・・。」

というのは、誰にでも起こり得ることですからねー

大事なのは、このような状況に陥った時、どう考えるか?

そんなわけで、

相談を頂いた読者さんなんですけど、次のクレジットカードの支払い期日までに何としてでもお金を用意できないといけない状況に追い詰められてしまいました。

幸い本業のお給料で支払いは、なんとかなるかもしれないみたいなんですが・・・

今後どうすれば良いかを一緒に考えました。

せどりを始めたばかりの頃で、在庫数もある程度あってそれなりに売上も上がってくると、「月商◯◯万円!!」みたいな目標を立てるのは、私も経験上、よくわかるんですけどね、

資金がショートしてしまったら本末転倒なので、しばらくは薄利でも回転率の高い商品を中心に扱って、一定期間内に売れない在庫は積極的に損切りすることを提案させて頂きました。

事業規模と収支のバランス

勢い良く稼ぐのも時には必要だとは思いますが、資金の大小によっても事業規模というのは人それぞれ違いますし、月商だけが大きくなるのもまた問題なわけですよ。

売上に対して消費税もかかってきますし、売上を大きくするには当然それなりにコストもかかりますからね。

出て行くお金と入ってくるお金、収入を得るために費やす時間や労働力のバランスが大事なんですよね。

キャッシュが健全に回る状態で、事業規模を徐々にでも大きくしていくということが、長期的に考な安定して稼ぐことに繋がると思うわけです。

ある程度、長くせどりをやり続けていると自然と長期的視野というのが育ってくるものですね。

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