前回は、主婦せどらーさんについて書きましたが、私の知っている主婦せどらーさんの中には、旦那さんの協力を得て、夫婦でせどりに取り組んでいるという人もいたりします。
やっぱりパートナーの理解を得ることができて、目標を共有し合って、お互い協力してせどりに取り組むことができる環境っていうのは、ひとりで黙々とやるよりも心強いのはもちろん、メリットもいっぱいありますからね。
・・・ということで、
今回は、あまり語られることもない夫婦せどらーのメリットというテーマでお届け致します。
夫婦でせどりに取り組むことのメリットについては、冒頭の数行でもすでに触れてはいますが、これっていうのは、どちらかというと精神的なメリットというか、安心感(?)みたいなものですよね?
業務的な側面でも、夫婦せどらーさんには、お一人様せどらーさんよりもメリットが沢山あったりします。
主なメリットを厳選して、シンプルに考えると以下の3つが代表的な感じでしょうか。
- 分業制で効率化できるメリット
- 専従者控除を活用できるメリット
- 外注さんよりも距離が近いので意思の疎通がしやすいメリット
では、ひとつずつ触れていきましょうか。
夫婦ならではの分業制による効率化
分業制というのは、二人で同じ作業をこなすのではなく、それぞれ別の作業を振り分けることで、片付けられる仕事の量を増やすことができます。
また、ひとりだとどうしても時間がかかってしまう仕事もふたりで役割を分担して取り組むことで、負担を軽減することも可能です。
分業制は、バリエーションによって、いろいろと応用することができるので、夫婦だと非常に有利だったりします。
たとえば、奥さんはリサーチと仕入れを担当して、旦那さんは出品と梱包&発送(FBA準備)といった感じで分業制にしてみたり、夫婦そろってある程度のせどり経験がある場合は、それぞれの得意ジャンルを分業制にして振り分けて、旦那さんはホビーせどり、奥さんはCD・DVDせどりみたいなこともできますよね?
作業を分業制にしたり、実践するノウハウや取扱商品カテゴリを分業制にすることで、お一人様せどらーさんの倍の仕事をこなすことができます。
夫婦せどりで節税も可能・・・?
個人事業主の場合は、旦那さんや奥さんを雇用することで専従者控除を活用して節税することが可能です。
専従者控除についてザックリと簡単に説明すると、事業主と生計を一つにしている15歳以上の配偶者や親、祖父母、子などを年間6ヶ月以上その事業に従事させることで、支払った給与を経費にすることができる制度で、条件を満たして一定の手続きをすると活用できるようになります。
かなりザックリとした説明で所々端折っているので、条件など詳しくは以下の国税庁のホームページを確認してください。
なお、法人の場合は、奥さん、もしくは旦那さんに役員になって頂くことで節税も可能です。
こういった税金関連のことは、専門家である税理士さんに相談するのが早いですね。
夫婦の絆と意思の疎通
せどりを外注化するにしても、外注さんに仕事を覚えてもらったり、お互い打ち解けて信頼関係を築くには、それなりに時間もかかりますし、とくにせどりについてまったく何も知らない人に仕事を教えるとなると、どうしてもうまく意思の疎通ができなかったりすることも出てきます。
まぁ、外注さんは、基本的に事業を育てていくといったビジョンよりも、自分の働いた分の報酬を優先して業務に取り組んでいる場合がほとんどなので、仕方がないことなんですけどね。
でも、夫婦でせどりに取り組んでいるとなると、仕事という範囲を超えて、将来のビジョンを共有したり、共に人生を歩んでいることもあるので、連携が取りやすく、良い意味で仕事とプライベートがつながっています。
当然、外注さんよりも物理的にも精神的にも距離が近いので、意思の疎通もしやすいし、重要な決断を迫られたときなど、良い相談役にもなり得るということです。
・・・といった感じで、今回は夫婦せどらーさんの主な3つのメリットに絞り込んでお話ししてきましたが、やはりここでも重要だと思うことは、相手あっての自分ということですね。
距離が近すぎてお互い見え難くなってしまうというデメリットだったり、甘えや依存に陥りやすいというリスクもあるので、注意してくださいね(笑)
せどりに限らずなんですが、何かひとつのことに対して夫婦で取り組めるって素敵なことだと思いますよ。
コメントを残す