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FBA長期在庫保管手数料の変更で出品者は負担増?

今月(2017年2月)から開始とアマゾン出品サービスからアナウンスされたFBAを利用するとお得な2つのキャンペーンについては、当ブログでも取り上げましたが、やはりアマゾンマーケットプレイス出品者さんたちの間で話題になっているようですね?

上記の2つのキャンペーンは、出品者さんにとっては、確かに魅力的です。

そして、キャンペーン期間も年内いっぱいということもあって、今後、FBA納品が全体的に増えることが予想されるので、アマゾンの倉庫が対応できるのかどうか?受領遅延が起こらないかどうか?なんて心配もあったりします。

・・・といった感じですが、実は朗報ばかりではなかったりも?

先日、Amazon出品サービスより出品者さん宛に届いたメールの件名には、キャンペーンの他にもうひとつ要件が記載されています。

【重要】FBAのキャンペーンと長期在庫保管手数料に関する変更につきまして

メールの件名は、”【重要】FBAのキャンペーンと長期在庫保管手数料に関する変更につきまして”となってますね?

長期在庫保管手数料の課金に関する変更とは?

詳しいことは、Amazon出品サービスより2017年1月31日に届いているメールをご覧頂くとして、ざっくりとその概要をまとめるとこんな感じですかね?
[deco_bg image="postit1" width="600"]

  • 2017年8月15日よりFBA長期在庫保管手数料が変更
  • 長期在庫保管手数料の発生が365日→最短180日に変更
  • 8/15の在庫一掃チェックより180日以上保管されている在庫に半年ごとの長期在庫保管手数料として、1,000立方センチ(10cmx10cmx10cm)あたり87.4285円が課金
  • 各ASINごとに在庫1点の課金を免除するルールの廃止

[/deco_bg]
長期在庫保管手数料の発生が365日→180日というのは、ロングテール商品を扱っている出品者さんにとっては今後の方針を見直す必要が出てくるのではないかと思います。

また、今まで同一ASINの商品は、1点まで長期保管の課金を免除されていたのが、廃止されるというのも、負担が増えますね~

アマゾン出品者は今まで以上に在庫回転率を重視する必要に迫られる?

今回の長期在庫保管手数料に関する変更によって、出品者はより一層、在庫の回転率を高める努力を強いられることになりそうです。

長期在庫の基準が1年→半年といった感じで半分になったわけですからね。

出品者にとっては、売れるまでに半年以上かかりそうなロングテール商品は、FBAではなく自己発送で出品すれば済むことなんですけどね。

FBA在庫で出品する商品の基準をこれまでのように1年以内に売れる商品から、半年以内に売れる商品といった感じに認識をあらためる必要がありますね。

回転率重視の時代は今後も加速していくのかな?

今回のキャンペーンと規約変更の告知の意図・・・?

ここからは、私の個人的な見解というか、単なる憶測なんですが・・・

今回、Amazon出品サービスより届いたメールを振り返ってみると、さすがAmazonさんだな~なんて感心してしまいました(笑)

メール本文には、以下の3つのお知らせが記載されていました。

  1. FBA納品時の配送料金無料キャンペーン
  2. FBA販売手数料割引キャンペーン
  3. FBA長期在庫保管手数料の課金に関する変更

上の2つのキャンペーンは、アマゾンマーケットプレイス出品者にとってインパクトのある内容ですよね?

FBAを積極的に使いたくなると思いますし、何といってもお得感満載です(笑)

私も思わず、このメールを見た瞬間「おおー!マジで?」ってなりましたもの。

そんな感じで、メリットを大々的に打ち出しておいて、最後に地味に「長期在庫保管手数料の課金に関する変更」をサラッとお知らせするという・・・。

おそらく、告知する順番が違ったら、メールの文面から私たち出品者が受ける印象というのは、また違ったと思うんですよね~

また、キャンペーンのお知らせと「長期在庫保管手数料の課金に関する変更」についてのメールが別々に分けて届いたとしても、印象は違うでしょう。

この辺は、計算してやってるのかどうか非常に気になるところですが・・・

先にインパクトのあるメリットを2つも同時にアプローチしておくことで、相手に3つ目の要求を受け入れてもらいやすくするといった人間心理を突いたマーケティング手法を使ってたりするのかな?

二歩進んで一歩下がるみたいな・・・。
(※先に二歩踏み出しておいて、後で一歩下がっても結果的には一歩前進という意味)

2つのキャンペーンについては長いとはいえ、開催期間も決まっていますし、条件も提示されています。

しかし、「長期在庫保管手数料の課金に関する変更」については、2017年8月15日からずっとですからね。

2つのキャンペーンと開始する時期をズラしているのも、もしかして狙っていたりする?

キャンペーンを仕掛けることによって、大量のFBA在庫がAmazonの倉庫に集まって、集まった在庫の一掃チェックをする頃には、180日以上保管されている長期在庫も出てくるので、そこに一気に課金するといったことも可能ですからね?(笑)

まぁ・・・

アレコレと勘ぐってしまうわけですよ(笑)

キャンペーンに乗っかりつつも、FBA在庫は今までよりもさらに回転率重視を意識するといった感じですかね。
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