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あのDVDはテレビ効果だけではないと思うよ

せどり的な意味でも、ちょっと気になるニュースがあったのですが・・・

確かめたい事といいますか、本当に気になっていたのは、その更に後の動向だったということもあり、記事を書き始めた時点で何だか今さら感があるのは、まぁ、仕方がないことですよね?

すでに知っているという方も多いとは思いますが、メモ的な意味も込めてここに書き記しておこうかなと思います。

今回は、DVDせどりにやや関連する内容になりますが、これはとくにメディア系のせどりのノウハウでもよく言われているテレビ効果にも密接に関わっているので是非、参考にして頂けたら幸いです。

と言っても、今回、事例として挙げさせていただく商品そのものは、2015年1月10日の現時点では利益が見込めるわけでもなく、せどり的に全くオイシイ商材ではないんですけどね。

ただ、こういった視点で物事を見ることができるとリサーチの幅も広がるんじゃないかなと思ったわけです。

「せどりのノウハウなどで良く言われているようなテレビ効果と言っても、果たしてテレビ単体での効果って実際どうなんだろうか?」

「本当にテレビの影響力だけなの・・・?」

なーんてことをふと考えたので少し時間を費やして観察してみました。
私、こういう地味な作業を影でわりとやってたりします(笑)

ヤフトピに掲載された記事の影響力

で・・・

そのちょっと気になったニュースというのは、先日のヤフトピなんですけどね。

記事の一部を引用させて頂きます。
気になった言葉を赤文字にしてみました。

日テレ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の大晦日SP番組「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!」でネタにされたココリコ・遠藤章造主演の映画「バスジャック」が、amazonで購入者が続出し、人気ランキングも急上昇していたことがわかった。

浅野温子に扮したお笑い芸人の陣内智則と俳優の武田鉄矢が、トレンディドラマ「101回目のプロポーズ」のパロディを披露したシーンで、陣内が「バスジャックという映画の主役に選ばれたのはいいけど、芝居が臭すぎて結果、大衆演劇みたいになってしまったの。あの大根男の芝居が怖いの…」と不安を明かすと、武田は「僕はそんな臭い芝居しません!!  映画はその後DVD化されて一般に発売されたのはいいけど、amazonDVD人気ランキング4万805位。DVD最高買い取り価格31円」と小馬鹿に。5人は大爆笑し、全員アウトとなった。

引用元URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000003-reallive-ent

「アマゾンで購入者が続出」というアマゾンという名前を具体的に出した言葉がなんだか引っかかりますねー(笑)

私は、この番組をリアルタイムで見たわけではありませんが、確かに「アマゾンで」と販売サイトを具体的に挙げられると、番組を見ながらスマホでアマゾンを検索して確認したくなります。

アマゾンランキングや、DVD最高買取価格の数字まで具体的に挙げていますしね(笑)

ちなみにさり気なく出てきた「101回目のプロポーズ」もアマゾンランキングはなかなか良かったので・・・↓

ランキングの変動をモノレートで確認してみたら、やっぱり上がってました。

引き続きヤフトピ記事の引用です。

スタジオで同番組を観ていたダウンタウンの松本人志は「逆に見たなってきた」とコメントする程で、同映画に興味を抱いていた。

松本の言葉通り、実際にamazonでは同映画を購入する消費者が続出。放送日前まではレビュー件数はゼロだったが、12月31日以降のレビューは17件に急増(1月8日現在)。レビューには、「ガキ使い効果」「ガキ使いをみて購入を決めました」「ガキ使でかなり認知度上がったようですね」などと書き込まれている。

また、新品でも価格が2000円台だったようだが、1月8日現在は3000円台の定価まで高騰。新品での最高価格は5250円までハネ上がっている。そして、人気ランキングが4万805位と紹介されていたが、2015年1月1日には216位まで急上昇していた(amaran調べ)。

引用元URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000003-reallive-ent

引用を2つに分けたのは、前半が伏線みたいになっていて後半は視聴者を誘導するような役割を果たしているように思えたからなんですけどね。

ちょっとせどりから脱線しますが、ダウンタウンの松本人志さんが見たくなったと言って、作品に興味を抱いていたというのが、いわゆる権威性の原理に基づいていますよね?

実際にアマゾンで購入者が続出しているというところでも、レビューの件数や書き込まれたコメントを具体的に挙げていますしね。
これらもバンドワゴン効果の役割を果たしていたりします(笑)

非常にわかりやすい文章でした。

権威性の原理やバンドワゴン効果については、詳しくは影響力の武器という書籍を読むと、より深くご理解頂けると思います。

現在のアマゾン相場は?

ヤフトピにニュースが掲載されてから2日が経過した現在のアマゾンの状況はこんな感じです。↓
アマゾン「バスジャック(DVD)」

一時的に在庫切れで通常、10~13営業日以内に発送しますとのこと。

かと言って、プレミア化しているわけではなくアマゾン価格よりも安い出品者さんもチラホラといますね。

なので、せどり的には仕入れ対象外ということで、全くオイシイ商品ではありません。

まぁ・・・注目するところといえば、中古の相場が上がっているということですかねー。

中古で安く仕入れることができれば、ランキングも良いし、今なら利益が出ますね。

実は、テレビ効果だけではないのがポイント

テレビ効果でアマゾンの商品が動くというのはわかって頂けたと思いますが、重要なのは、実はそれだけではないということなんですよね~。

今回、私が注視していたのは、ヤフトピの記事の中にある気になったキーワードだけではなくて、実は、ここの部分だったりします。↓

テレビ効果の後にヤフトピに記事が上がって、そこから更にネット上に拡散されるという仕組みです。リツイートも沢山されていることでしょう。

いわゆるバイラルマーケティングってやつですね?

バイラルマーケティングっていうのは、簡単に説明するとネット上の口コミによって、低コストで顧客を獲得するマーケティング手法のことで、バイラルというのは、ウイルス性のという意味があるそうです。

ウイルスが感染して広がっていくように情報が拡散していくといったイメージでしょうか。

これをテレビとネットを連動することで意図的に起こすわけです。

ヤフトピに記事が上がったのが2015年1月8日ですよね?
その後のアマゾンランキングの変動をモノレートで確認するとわかります↓

ネット上に記事が上がって、それがTwitterやフェイスブックなどのSNSで拡散されてテレビ効果が落ち着いてきてランキングも落ち着いていたのが、再び上昇していますね。

現在は、またランキングも落ち着きつつありますけどね。

重要なのは視点と思考の強化

そんなわけで、長々とテレビ効果でアマゾンのランキングは上昇したものの、せどり的には利益の取れない商品を事例に記事を書いてきましたが・・・

「利益の取れない商品に労力や時間を費やしても全く意味が無いしバカじゃねーの?」なーんて思われる人もいらっしゃるかも知れませんねー(笑)

儲かる商品だけを追い求めているようなら、それはそれで仕方ないと思います。

でも、ここからマーケティングのテクニックや仕組みが紐解ける人と、できない人の間で、ひとつの物事から得られる情報量や思考力に格差が生まれるのも事実だったりするんですよね。

それが将来的に大きな力に繋がってくるんじゃないかな?

私も、もっともっと視点と思考を強化していきたいと思ってます。

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